【昭和な話】平成最後に食べたい料理は何?それは意外にも昭和から変わらない料理かも

「平成最後に食べたい料理は何ですか?」という質問に、ある芸能人の答えは「お母さんの作った〇〇」という返事。それは子供の頃からずっと口にしてきた昭和の料理。いつまでも変わらない人気の高い料理とは?
昭和に人気のあった料理とは?

 

今日は朝の人気バラエティー番組ZIPで、「学びウィーク」の企画から「平成最後に食べたい料理は何?」という質問を投げかけていました。

 

の質問に対し、俳優の吉沢亮さんは「お母さんの作った肉じゃが」と答え、女優の本田翼さんは「お母さんの作った筑前煮」と答えていましたよ。

 

二人とも平成生まれなのですが、食べたい料理は昭和生まれのお母さんの手料理。

 

昭和の頃に私が記憶しているのは、会社員「彼女に作って欲しい料理ベスト10」の中で、常に肉じゃがが上位にあった事。

筑前煮については、その年によって順位が移動するものの、やはり人気料理ではありました。

 

ただ、「筑前煮」という単語が記載されていなくても「煮物」という答えは常に上位にありましたので、その中に筑前煮が含まれているのでしょう。

 

他のもカレーライスやハンバーグ、ミートソースなども上位を独占していました。

今でもこれらの料理が上位にあるのは間違いない。

 

ただ、時代の違いがあるので、昭和に愛されていたカレーライスやハンバーグ、ミートソースについても「母の味」が強いのだと思います。

 

レトルト食品が普及したのは電子レンジが普及してからのお話で、それまでも冷凍食品などがありましたが、「料理は自分で作るもの」とプライドある主婦たちにはあまり売れませんでした。

 

電子レンジが国内で量産されるようになったのは1962年で、それでも1台50万円を越える電子レンジはお金持ちしか購入できませんでした。

 

昭和後期に電子レンジが安くなり、一般家庭に普及していったと記憶しています。

それに伴い、レトルト食品もジワジワと売れていくようになり、それからレトルトが進化していきました。

 

当時のレトルトは、どうしても手料理を超えることができず、やはり「お母さんの料理が一番おいしい」という事で、愛されていたカレーもハンバーグもミートソースも、イメージは手料理。

ファミレスやコンビニも少なかったですからね。

 

そして、平成のお母さんたちも、昭和のお母さんの手料理を食べて育っている事が多いので(中には家庭の事情で違う場合もありますが)、昭和の料理を平成に引き継いでいます。

 

やはり、肉じゃがや筑前煮は日本の伝統料理として、これからも引き継がれていくんじゃないでしょうか?

 

うちの母が手料理にこだわっていた頃

 

私の母は、私が子供の頃、よく、近所の商店街にあるお豆腐屋さんに寄っていました。

お豆腐屋さんにはちょっとしたお惣菜が売っていて、まだサランラップなど市販されていない時代だったので、ポテトサラダは自分でお皿(タッパーもありませんでした)を持って行ってそれに入れてもらったり、防水性の紙に包んでもらっていました。

 

でも、母はお豆腐屋さんのポテトサラダを買った事はありません。

「こんなの、じゃがいもを茹でて、ちょこっと野菜を切って混ぜればいいだけじゃない!」と、ポテトサラダが商品として店頭に並んでいること自体が不満な様子でした。

 

「こんなの買ってく人なんているのかしら?」と言われたポテトサラダ、ついに目の前でおばちゃんが購入しているのを目撃!

母はそのおばちゃんを冷たい視線で見つめ、おばちゃんがいなくなると「あんなのジャガイモを茹でて混ぜればいいだけじゃない!」と、いつものセリフを口にしました。

 

ですが、そんな母も、冷凍食品の質が上がっていくと同時にレトルトに興味を持つようになっていったのです。

 

冷凍食品に不満な家族

我が家でも肉じゃがと筑前煮は愛されていた

 

母は明治生命のセールスをやっていて、当時の保険料は銀行からの引き落としではなく集金だったので、母の仕事は保険の契約と集金。

毎月末になると集金で忙しくなり、母は冷凍食品やボンカレーを購入するようになりました。

 

冷凍食品は決まってミニハンバーグとコロッケ。

何日も続くと、みんな飽き飽きしていましたよ。

 

そんな忙しい時期が過ぎると、母はまた頑張って料理をするのですが、そんな時に食べる肉じゃががすごく美味しかったです。

お醤油とお砂糖をたっぷり入れて、何だか真っ茶色の「美」とはかけ離れた料理でしたけど、うちの家族はみんな母の作った肉じゃがが大好きでした。

 

母の料理には母のルールがあるようで、筑前煮はお正月にしか作ってくれませんでしたが、筑前煮も美味しかったです。

 

誕生日にはケーキとミートソース、お給料日はすき焼きを食べたり、横浜の「ハングリータイガー」というステーキハウスまで食事に行ったり。

 

基本は家で食事を楽しむような、そんな家庭でした。

今では本格的な料理を家で食べられるほど、レトルト料理は進化しています。

 

でも、どんなにレトルトが進化したとしても越えられないのが「母の味」。

下手で不格好な料理であっても、子供たちの喜ぶ顔を想像しながら作った愛情たっぷりの料理は、どんな料理にも勝る。

 

平成最後に食べたい料理は?

 

そんな風に思う私は、「平成最後に食べたい料理」を考えてみました。

ハンバーグや生姜焼きなど色々考えてみましたが、私も本田翼さんと同じ「筑前煮」かな?

年に1回しか作ってもらえなかった、我が家ではレアな料理。

 

うちではもう母の手料理を食べる事はできませんが、根野菜と鶏肉とコンニャクと昆布をグツグツ煮込んで、今日はそんな料理を作ってみようかな?

 

あともうちょっとで「平成」が「令和」に変わります。

そんな時に、皆さんは何を食べたいですか?

今日は「平成」最後の1日を、どうか楽しく過ごして下さいね。

 

【介護サービスのお話】はこちら

【ちょっと気になる芸能人・有名人】はこちら




 
 

 
 

🌼今日は三浦春馬さんの一周忌🌼お別れの会は追悼サイトに!

  三浦春馬さん一周忌 追悼サイトはこちら>> ※期間は7/18~7/25。その後、アミューズさんのサイトよりご覧いただけます。   7月14日のアミューズさんの記事によると、春馬さんには海外のファン […]

コメントなし

📺ドラマ「僕のいた時間」★三浦春馬さんの出演作品紹介&感想

出典 : ドラマ「僕のいた時間」DVD   三浦春馬さんの出演作品紹介&感想はこちら>>     ドラマ「僕のいた時間」は2014年1月~3月に放送されたフジテレビ系のドラマです。 難病AL […]

コメントなし

🍨【街角通りすがりグルメ】明治エッセルスーパーカップ・スイーツシリーズ・苺ショートケーキ

出典 : 明治エッセルスーパーカップ   スイーツシリーズの苺ショートケーキは、ラクトアイスで有名な明治エッセルスーパーカップの新商品。 まずは商品のホームページから基本情報をお借りしますね。   & […]

コメントなし

📺ドラマ「14才の母」★三浦春馬さんの出演作品紹介&感想

  三浦春馬さんの出演作品紹介&感想はこちら>>     ドラマ「14才の母」は、2006年10月11~12月11日に日本テレビにて放送されました。 主演の志田未来さんは、当時、既に子役とし […]

コメントなし

🎥鈴木伸之さんの部屋★プロフィール&基本情報

出典 : pinterest 芸名>鈴木伸之(すずき のぶゆき) 本名>鈴木伸之 職業>俳優 所属事務所>LDH JAPAN 生年月日>1992年10月14日 出身地>神奈川県 身長>185cm 血液型>AB型 趣味>読 […]

コメントなし

冷凍野菜&今夜のごはん② ピーマン&人参の冷凍

    今回は業務スーパー買ってきたピーマンを冷凍します。 特に安くなっていたわけではありませんが、冷凍保存することによって少量ずつ使用することができるので、何かと便利です。   &nbsp […]

コメントなし

冷凍野菜&今夜のごはん① 冷凍キャベツ

  今回は、以前ご紹介したペースト状の野菜ではなく、調理しやすい形で冷凍した野菜たちをご紹介します。 これがオススメというわけではありませんし、ただ、我が家ではこんな風にしているというお話ですが、良かったら見て […]

コメントなし

【介護食冷凍法】おかゆをアイストレイで冷凍し、アレンジをしてみた

  おかゆの作り方は、すでに介護生活をしている方ならご存知だとは思いますが、海外から嫁いでいらっしゃった奥様のために、一応、ご説明しますね。   <基本的なおかゆの作り方> 材料>ご飯 100g、水ま […]

コメントなし

【昭和な話】私の叔母とアメリカ兵との恋の話

↑ 写真>一番左より私の母、叔母、叔父と祖母です。   私が中学生の頃、部屋で探し物をしていると、小さなお守り袋のような巾着が出てきました。 「何が入っているんだろう」と興味を持ち、私は中身を確認する事にしまし […]

コメントなし

👴【介護食冷凍法】 1日30品目を目指し、禁止食材を避けながら満足感のある食事を!👵

  ご家族の健康・長寿のために、栄養バランスのいいメニューを考え、今回から食品の冷凍保存について記事にしていきたいと思います。 もうすでに実行している方も多いとは思いますが、まだの方のために少しでも参考になれば […]

コメントなし

【昭和な話】平成最後に食べたい料理は何?それは意外にも昭和から変わらない料理かも

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください