🚗高齢者・認知症ドライバーによる交通事故の現状

認知症ドライバーによる交通事故

小1優君の死から1年

 

2016年10月28日、まだ小学校1年生だった優君が登校中、猛スピードで軽トラックが小学生の列に突っ込み、優君は亡くなってしまいました。

 

運転していたのは当時87歳の男性。

取り調べによると、そのドライバーは認知症であったとの事。

 

まだ小さな優君が登校しているところへ

 

猛スピードで走ってくる軽トラック。

 

この車の状態をご覧いただけば、優君がどれほどの衝撃を受けたか分かっていただけると思います。

 

先日やっと、優君の死亡事故の判決が出たそうです。

判決内容は不起訴。

言い換えれば、「罪を問われない」というものでした。




 

それは、交通事故の張本人であるドライバーが認知症であった事が理由。

その高齢者はお詫びの手紙をご家族に書きましたが、手が震えていたようで、とても読めるような文字ではありません。

 

 

 

また、全てひらがなで、ご家族は何とか勘で読んではみたものの、字はブレていますし、おかしな文章でした。

ご家族は、その手紙に書かれている内容を、すぐには理解できなかったと言います。

 

事故に遭う前 優君との会話

 

優君が事故に遭う前、お父さんと二人でキャッチボールをしていたそうです。

だんだん優君の投げるボールが力強くなり、お父さんは「もう素手でボールを受けるのが痛い」と、優君に話しました。

 

すると優君が、

 

「パパの手が痛くならないように、グローブをパパも買った方がいいよ」

 

と言っていたので、事故に遭う前日にグローブを買いに行ったんだそうです。

 

事故の当日は、僕も優もそろってグローブをつけてキャッチボールをしたので、「明日もまた一緒にやろうね」と、優が声をかけてくれました。

と、お父さん。

 

何気ない日常の会話。

きっとお父さんはお仕事があるから、朝の早い時間でなければキャッチボールが出来なかったのでしょう。

 

まさかその後に悲惨な事故が起きてしまうなんて、誰にも想像できなかった事と思います。




 

全国での高齢者ドライバーによる

死亡事故の現状

 

去年一年間で、75歳以上のドライバーが関わる死亡事故の件数は459件。

そのうちの約半数が「認知症のおそれ」などと判断されています。

 

事故を起こした高齢者も、そのご家族も、大事故に遭わなければ分からないという現状があります。

小さな命を巻き込んだ後に「運転しなければ良かった」と言っても遅いのです。

 

しかも、大切なお子さんの命を奪われたのに不起訴という判決。

ご家族にとって、心のやり場を失ってしまう事でしょう。

 

ご家族は犯人への恨みよりも

世の中への理解を求めている

 

ご家族は、優君の命を奪った高齢者を恨むよりも、世の中に変わって欲しい気持ちが大きいそうです。

 

認知症の犯人が運転していなければ、優君は死なないで済みました。

ですが、認知症である本人が自身の意志で免許証を手放す事は難しいのでしょう。

 

身近に高齢者の方がいるのなら、そういう方に運転の危険性をもう一度言って、自主返納を促したりとか、自分の身に置き換えて何ができるのか、(息子の事故が)考えてもらうきっかけになれば・・・。

 

高齢者のドライバーについて、周りの人たちにも働きかけてもらえれば、きっと高齢者の交通事故は減っていくのでしょう。

 

以前も高齢者の運転や交通手段について記事を書きましたが、今回の判決を聞き、私自身驚きました。

 

以前書いた記事はこちら>>

 

どうか、身近な高齢者が運転しているようでしたら、交通事故が起きる前に自主返納を促して頂けたらと思います。

 

また、車を失って不便になるでしょうから、地域での対策や、ご家族の協力が必要になってくると思います。

 

病院への送迎や、お買い物の同行など、どうか周囲の方も協力を・・・。

 




 

 

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