【昭和な話】デタラメな噂に翻弄した子供時代

とんでもない噂が広まった話

 

私の子供の頃は、本当にとんでもない噂が勢いよく広まったものです。

それと言うのも、情報源が乏しかったから。

 

各家庭にテレビはあったものの、当時は「頭が悪くなるから」とか「目が悪くなるから」という理由で、1日に30分までしかテレビを見せてはもらえなかったんです。

 

学校の方でも「テレビを1時間も見せたら、子供たちに悪影響」だと言われ、うちの両親も、時代劇かニュースくらいしかテレビを見ていませんでした。

 

なので、一人一人が生きている世界なんて、小さな世界だったんです。

ネットもないのに、テレビも少ししか見られないんですから、目の前の世界が全てでした。




 

子供の頃にどんな噂が広まったかと言うと、

 

・チョコレートには馬の血が混ざっている。

(祖父母が言い張っていました)

・マクドナルドの肉は猫の肉

・チョコレートの原料に蟻が使われている

・冷凍ハンバーグのつなぎにミミズが使われている

・口裂け女を見かけた

 

という噂。

もちろん

みんなウソ!!

 

なんですが、そのウソを何度も何度も言われると、本当の話に思えてくるんですね。

 

一種の洗脳?

口裂け女が実在すると思えた

 

たとえば口裂け女ですが、最初にその話を聞いた時には「そんな事あるわけないでしょ!」なんて言っていたんですよ。

でも、学校に行けばクラスメイトがみんな、「おはよう」の後に「ねえ、昨日、裏門の所に口裂け女が立ってたんだって」と、一日の会話が口裂け女の話題からスタートするんですよ。

 

そして、学校で一日中口裂け女の話題に付き合わされ、帰り道はいつも幼馴染と帰っていたのですが、その子からも口裂け女の話をされ、家に帰ると兄や姉がずっと口裂け女の話題をしているといった状態でした。




 

怪しい宗教団体に洗脳されるかのように、朝から晩まで「口裂け女は実在する」という話を、色んな言い方で色んな人から擦り込まれて行くんですから、そんな非現実的な話でも、最終的には信じてしまうんです。

 

毎日毎日一日中、私の周りの人達が全員と言ってもいいほどに、口裂け女を恐れていました。

これは、きっと、噂の連鎖なのでしょう。

集団心理学にもこのような話はあるのでしょうね、多分・・・。

 

マクドナルドの噂

 

マクドナルドの噂も

ウソ

でした。

 

当時、うちの近所のハンバーガー屋さんと言えば「ドムドムバーガー」。

ハンバーガー=ドムドムバーガーの私たちにとって、マクドナルドのハンバーガーは、まるで別の星から来た食べ物のようでした。

 

だから、マクドナルドのスタッフは宇宙人で、ドムドムバーガーとは味も食感も違うハンバーガーを提供する不思議なお店でした。

 

私の地元では、そんな新しい物を見つけると、必ずおかしな噂をする人たちが現れるもので、「マクドナルドの肉は猫肉だ」という噂が流れてきました。

 

すると、本当にあり得ない話なんですが、「俺の友達の友達の兄貴がマクドナルドのゴミ箱を開けたら、猫の死骸がいっぱい入っていたんだって」と、ワケの分からない話をする子も出てきました。

 

第一、「俺の友達の友達の兄貴」って誰?って感じで、何の根拠もない噂が枝葉を増やしながら広まっていったんですよ。

 

何というか、生きている世界が狭いからこそ、珍しい物や新しい物を色眼鏡で見てしまうんでしょうね。

 

口裂け女もマクドナルド猫肉疑惑も

新聞が取りあげるほど広まった

 

結局は、口裂け女の噂もマクドナルドの噂も、新聞が嘘だと証明してくれました。

口裂け女については、恐がって「学校に行きたくない」と大泣きする子供たちが増え、新聞社が事態を重く見たんでしょうね。

 

「口裂け女の噂は全くのでまかせであり、口裂け女は実在しません」といった内容が書かれていました。

 

マクドナルドについても、「猫の肉を使用しているといった噂はウソ」と新聞に書かれると、みんな新聞を信じるようになり、「あの噂は何だったんだろう?」と話していました。

 

小さな世界で生きてきた私たちにとって、新聞に書かれている内容は絶対。

新聞が証明してくれた事により、噂は消えてなくなりました。

その噂の消え方が早かった事にも驚きましたよ。

 

今となっては笑い話でしかありませんが、きっと、洗脳にも似た事が続いていたのでしょうね。

今日は、そんな都市伝説のようなお話をしてみました。

 

今の時代はネットで全世界に配信されてしまうので、広がり方はとんでもありません。

噂をする人も、見聞きする人も要注意!

事実をしっかり確認していきましょうね。

 

つづく>

 

 

 

【介護サービスのお話】はこちら

【ちょっと気になる芸能人・有名人】はこちら




 
 

 
 

🍺舞祭組がスナックモッチーにご来店!(2018年5月12日)

    モッチーさん>いや~!昨日はお客様も大盛り上がりで楽しかったなあ~!この写真、絶対に消さないでおこう!絶対に消すまい。消すまい、ケスマイ! 横尾渉さん>はい!キスマイでーす! モッチーさん>消 […]

コメントなし

㊞降谷さんの印鑑が飛ぶように売れる今日この頃

    降谷さんというのは、名探偵コナンシリーズに出てくるキャラクターの一人、安室透のことなんです。   名探偵コナンと言えば、ファンが多いのはコナン君だけではなく、魅力あふれるキャラクター […]

コメントなし

🎤生田斗真さん 日本テレビzipでのインタビュー(2018年5月11日放送)

    生田斗真さんは、ジャニーズでは異例の俳優さん。 アイドル路線ではなく、徹底して役者に専念しています。     11歳でジャニーズに入った生田さん。そのきっかけは? &nbs […]

コメントなし

【昭和な話】セブンイレブンが急成長していた頃

    うちの近所にセブンイレブンが出来る前、スーパーマーケットの閉店時間は夜の6時半~7時で、商店の閉店時間はお店によって5時だったり6時だったり、スーパーマーケットよりも早く閉まるので、お客さんが […]

コメントなし

松田優作さんの部屋 作品にかける熱い思いがすごい!

    松田優作さんは熱い男としても知られている役者さん。 そのため、どうしても許せなくて、暴力事件を起こす事もありました。   ですが、その反面、自分で納得できない役を演じる事はなかったの […]

コメントなし

【昭和な話】セブンイレブンが急成長していた頃

    うちの近所にセブンイレブンが出来る前、スーパーマーケットの閉店時間は夜の6時半~7時で、商店の閉店時間はお店によって5時だったり6時だったり、スーパーマーケットよりも早く閉まるので、お客さんが […]

コメントなし

【昭和な話】【感想】藤山寛美さんの舞台を見に行った時の話

画像出展元についてはページ下部に記載 「伝説のアドリブ喜劇役者」 藤山寛美 昭和の笑い   それは私がまだ小学生だったころ、明治生命のセールスをしていた母が、会社の優待券で連れて行ってくれたお芝居がありました。 […]

コメントなし

🌷人手不足が深刻な介護の現状 サービスの地域差をどうするべきか

  本来なら、24時間体制で介護サービスが受けられるところ、実際にはどうなのかと思い、訪問看護士さんたちに伺ってみました。   すると、皆さん口を揃えて言ったのが「人がいないから介護サービスを充実させ […]

コメントなし

🌳認知症は早期発見・早期治療が大切④

  認知症と言っても症状はひとそれぞれ。 細かい事を言ってしまえば、接し方は人によって違うのかもしれません。 なので、認知症のご家族に対して、どういった事を気を付けながら接していくべきか、今回も東京慈恵医科大学 […]

コメントなし

👘着物の買取サイトはどこがいい?少しでも高く売るために

  母が脳疾患で倒れてから半年くらいが過ぎた頃、母はもう二度と着る事はないだろうと、着物や社交ダンスの衣裳を売ろうとした時がありました。   社交ダンスの衣裳に関してはどこも引き取ってはくれず、フリマ […]

コメントなし

【昭和な話】デタラメな噂に翻弄した子供時代

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です