と言う声をよく耳にするけれど
ついこの間、「年寄りは早く死ねっていうことでしょ?!」と、ご近所のおばあさんが仰っていたのを聞いて、私はヘルパーをしていた頃のことを思い出しました。
介護の仕事をしていた頃、よく、ケアマネージャー訪問後に「年寄りは早く死ねと言うのか?」とか、「年寄りは長生きするなってことでしょ?」と、こぼしていたお年寄りがいらっしゃいました。
介護保険法が思ったように利用できなかったり、それまで出来たことが制限されるようになったり、きっかけは色々。
もちろん、ケアマネージャーが悪いわけではありませんし、そんな事を言っていたお年寄りもご理解して下さっているので、「分かっているんだけど、そんな風に言いたくもなるわ」と、付け足す事もありました。
現在は、同居家族がいるというだけで介護保険を使えなくなるご家庭も多く、介護のために仕事ができなくなり、失業して生活保護を受けるという悪循環も発生しているのです。
ケースワーカーさんもケアマネージャーさんも連携を取りながら、限られた選択肢の中から一番いいサービスや生き方を考えていかなければなりません。
難しいことですね。
ただただ、予算が足りないのです。
もしこれがバブル期であれば、幸せに過ごせるお年寄りがもっと増えていたのでしょう。
また、私はこの夏、恐ろしいほどの炎天下で働いているシルバーさんを見かけました。
停年退職をした後、年金だけでは足りないから働く人が多いのですが、まだまだ働きたいと積極的に仕事をしている方もいらっしゃるのでしょう。
でも、テレビのニュースでは「命を守る行動を」と言っていたくらいに、今年の夏は暑い。
シルバーさんの仕事内容も心配ですし、お仕事を引退なさった方も含めて、お年寄りがもっと幸せに過ごせる社会になるといいなと、日々思っています。
まず希望したいのが、介護生活中心のご家族が働きに行ける環境を作るということ。
それから、医療保険と介護保険を同時に利用できるように戻すこと。
身体的に弱っている方が、自分で車いすを動かしながら診察を受けるのは大変な事ですし、病院の職員さんは皆さんお忙しくて、クリニックなどもギリギリの状態で人を雇っていたりすると、とても手が回らないもの。
病院やクリニックによって違いはありますが、どうにかしたいですね。
そして、書類に記載してある決まり事に縛られず、その人その人に合った介護サービスを受けられるようにできたらいいですね。
(マニュアル化しなければサービスの統一化は難しいのですが)
でも、予算が・・・。
今流行りのクラウドファンディングみたいな、何かいい方法があるといいですね。
「早く死ねばいい」とか「長生きしてはいけない」なんて、言わせてはいけないと思うんですよ。
ただ、どうしたらいいのか結論が出ません。
社会そのものが変化するためには、たくさんの人のアイデアや知識が必要ですし、そのアイデアや知識が終結するためには、多くの人たちが悩むべき課題なのでしょう。
社会に対して受け身であってはいけない・・・。
体調の悪い方はお体第一ですし、心が疲れている方は休む時間が必用ですので、「誰もが積極的になるべき」だというお話ではありません。
ただ、世の中を変えていきたいし、変わって欲しいと願っています。
誰もが幸せに生きていける社会にしたいと、今日はそんな思いを記事にしてみました。
お年寄りにそんな発言をさせてしまう社会、皆さんはどう思いますか?
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🏠「長生きしてはいけない」なんて言わせないで!