あとで分かった事ですが、私の本業が塾の講師という問題があり、私には受験資格がありませんでした。
ですが、多分、何かの間違いだったのでしょう。
テストに合格して進んでしまったので、その時の事についてご紹介します。
<試験内容>
テスト問題は教科書の全体的な内容から出題されました。
問題のレベルは、学年相当のレベルよりもほんの少し難しいのかな?と思います。
学校で配られる教科書と問題集を、隅々しっかりとやっていれば大丈夫でしょう。
学生のレベルで勉強していると落ちます。
採点とは言っても、通信教育で教える立場になるわけですから当然ですね。
受験するのが中学レベルだからと、高校レベルの勉強をする必要はありません。
小学生コースも同じです。
ただ、その内容をしっかりと理解している事が求められます。
悩んだのは「意気込み」について。
ネット上で提出するものですから、実際に面接官に会って伝えるわけではなく、文字のみで伝えるわけです。
しかもPCで。
それと、低学年のお子さんが「なんで勉強しなきゃいけないの?」という質問をした時に、どういう返事をするかという問題も悩みましたよ。
これらだけで何日も考え込んでしまいました。
Z会は結構受験者数が多く、ライバルがいっぱいいます。
ですので、ここで当たり前の答えを提出してしまうと落とされてしまうでしょう。
何しろ、一次審査でバッサリと落とされてしまうのですから。
大切な事はお子さんの気持を受け止める事、勉強が大切である事を子供の言葉で伝える事、子供を認めてあげる事でしょうか?
大人はどうしてもこういった質問に対して、まるで子供の気持ちを押さえつけるように、無意識に子供の言葉を否定しながら、上の立場から教え込もうとします。
ですが、子供にとって「話を聞いてくれない」と思う気持が膨らんでしまうと、大人の話に耳をふさいでしまうのです。
まずはその質問を受け止めてあげる事、そして否定的な態度を取らない事、そして、勉強の大切さを分かりやすく伝える事が大切だと思います。
私の場合は二次試験合格まで行きましたが、その後、「塾の講師をやっている」と伝えると落とされてしまいました。
あとで募集要項を見直してみると、塾の講師は対象外だったようです。
残念!
ですが、その先に進めたかどうかは分かりませんけどね。
試験の合格基準は非公開なので、色々なうわさがありますが、必ずしもいい大学を出ていなければならないというワケではなさそうです。
中には聞いた事もない無名の短大出身者が採用になったケースもあり、求められるのは学歴のブランドではないんだなと思っています。
その方は、恐らく相当努力して受験したのだと思います。
また、1回落ちたとしても、何度も受ける事で思いが伝わるというケースもあります。
ぜひ、諦めずにトライしてみて下さい。
Z会の試験を自宅で受けた時の話(算数・数学を受験)