こちらの写真をご覧ください。
(無料素材サイトより転載)
こちらの写真は、iphoneが販売された時の表参道の行列です。
なぜ、この写真をあなたに見せたのか?
その理由は2つあります。
1つは、この写真であなたの注意を引きたかったから。
2つ目は、アップルがアップル信者と呼ばれるほどの熱狂的ファンを生み出す秘密を知ることで、あなたのビジネスに活かしてもらえると思ったからです。
なぜ、アップルは新商品を発売するたびに、ニュースになるほどの行列が必ずできるのでしょうか?
アップルは一体、どうやってこれだけの『熱狂的なファン』を生み出したのか?
そのヒントが、『脳科学マーケティング100の心理技術』のP104に書かれていました。
『共通の敵を作る』
「私たち VS 彼ら」というアプローチ
アップルが数十年に渡り、「私たち」と「彼ら」を対比させるアプローチを活用してきた経緯を見てみよう。
最近のCMで好評を博した「『マックです』VS『パソコンです』」を見てみると、このCMでも「君が仲間になりたいのはイケてる連中?それともダサいやつら?」という明確な区別が提示されている。
(アメリカ版のCMより転載)
つまり、アップルは普通のパソコンを使っている人をイケてない連中と位置付け、『共通の敵』にしました。
そして、アップルを使っている人はイケてる人というイメージを消費者に強烈に植え付けました。
アップルは、普通のパソコンを『共通の敵』としてCMを打っていたのです。
こうして、アップルの熱狂的な信者が生み出されました。
つまり、アップルの熱狂的なファンを生み出す秘密とは、『共通の敵を作る』という簡単な事だったのです、、、
事実、Macを使っている人は決してMacの事をパソコンとは言いません。
それに、Macユーザーがパソコンを買い替える時は、ほとんどの人が新型のMacを買います。
このように、『共通の敵』を作るというテクニックは、お客をあなたの商品の熱狂的なファンにするために使えるテクニックです。
もし、あなたが無理やり売り込むことなく、商品を自ら欲しいと言ってくれる熱狂的なファンを生み出したいなら、、、
この共通の敵を作るというテクニックを使ってみてください。
P.S.
悪用すれば価値の無い商品を売る事もできてしまうので、ちゃんと正しく使ってくださいね。
今回、ご紹介した『脳科学マーケティング100の心理技術』の中には、他にも99個のすぐに使える心理テクニックが書かれています。
気になる方は、ぜひこちらのページをご覧ください。
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脳科学マーケティング100の心理技術 / ロジャー・ドゥーリー著
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