「もしも、今の仕事に関して起きてほしくない問題が起きたら、どうしますか?」
あなたがもし、こう聞かれたらどう答えますか?
考えるのは辛いかもしれませんが、今、仕事で起きてほしくない問題は何ですか?
少しイメージしてみてください…
例えば、もし、不況が訪れたら?
リーマンショックのような大きな出来事…
高騰を続ける株価や不動産価格の暴落…
もし、当たり前と思っていた外部環境が変化したら?
AIの進化による仕事の消滅…
スマホ決済による現金払いの消滅…
UberやAirbnbのような破壊的ビジネス…
もし、在庫がすべてダメになったら?
主要な取引先から契約を打ち切られたら?
会社の右腕やNo.1営業マンが退職したら?
あるいは、もし身体機能が低下したら?
今までのような肉体労働ができなくなったら?
パソコンを使った作業ができなくなったら?
・・・
さて、、、
少し考えて頂いたと思いますが、ビジネス上の問題であなたを不安にさせることがこの記事の目的ではありません。
結果的に、辛い質問で不安にさせてしまったかもしれませんが、、、
この「質問」。
実は、変化の激しい時代で生き残るために重要な質問なんです。
21世紀のナポレオン・ヒルと呼ばれるダン・ケネディの著書「億万長者の不況に強いビジネス戦略」(pp.93-99)によると、
起業家は、絶えず次々と起こる問題を解決し続ける必要があり、変化の激しいニューエコノミーを生き残るために
===
私が言いたいのは、危険を無意識のうちに即座に分析し、新しい
機会を創出する積極的な姿勢のことだ。
その「起業家の反射行動」がすべての違いを生む。
(中略)
この「反射行動」が、勝者と敗者を分ける違いを生み出すのである。
===
そして、インターネットの登場は、ビジネスから地理的な境界線を取り払った。
地方で最高の商品を作っている人は、日本中、世界中を相手に販売を行える。
一方で、小さな町で商売を守ってきた地元の店は、Amazonと競合し戦うことになり、
あなたのビジネスも危機にさらされている。
あなたが今成功しているとして、のんびりと休んでいる暇はない。
いつあなたのもとに競争相手がやってくるかわからない。
隣町や隣の国からだけでなく、野望に燃えた、新しいアイデアを持つ人々で溢れた、急速に発展している遠くの国からやってくるかもしれないのだ。
(中略)
そこで、立ち直る力を測る質問をしよう。
「もしも◯◯が起きたら、あなたはどうするか?」
時には、その答えが元々考えていた計画よりも優れていることがある。
もとの計画は◯◯が起きないことを想定した計画だからだ。
というわけです。
ダン・ケネディ自身、コーチング・ビジネスに集中する前は出張講演会ツアーを実施していたが、時間や労力に対して犠牲となる収入が大きすぎた。
もしもっと早く、「車椅子の生活になって講演の仕事のために移動できなくなったら、いったいどうしよう」と自分に問いかけていたらよかった。
代替案を自分に問いかける質問を、もっと頻繁にしていれば、大きな目標にもっと早く近づける機会が何度もあった。
と語っています。
さて冒頭に戻って。「もしも、今の仕事に関して起きてほしくない問題が起きたら、どうしますか?」
こう聞かれたらどう答えますか?
どんな代替案がありますか?
その代替案は今のやり方と比べてどうですか?
PS
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