仕事に追われている・・・
来週までに完成させないといけないプロジェクトがある・・・
仕事が山積みで終わる気がしない・・・
このような状態になったら、真っ先に削るものといえば夜の睡眠時間かもしれません。
「睡眠をとらなくても、たいした問題にはならないだろう。」
しかし、寝不足になると二日酔い時と同じくらい脳の集中力が低下するとのことです。
ハーバード大学の研究では、5晩続けて平均4時間の睡眠だと、記憶力、注意力、思考速度が酩酊状態(意識はあるがひどく酔った状態)
と同じくらい衰えるという研究結果が出ています。
また、2週間続けて、1日6時間未満しか眠らなかったある研究の被験者は2日間丸々眠っていない人と同程度、能力が低下するそうです。
しかし、仕事で忙しくて、どうしても睡眠時間が取れない時もありますよね。
そんな夜の睡眠不足を一時的に補いたい時におすすめなのが、90分の昼寝です。
昼寝研究で著名なカリフォルニア大学のメドニック博士は、60~90分(ノンレム・レム睡眠を含む)の昼寝が一晩分8時間の睡眠に等しいと、ある睡眠実験で明らかにしています。
また、睡眠の専門家であるマイケル・ブラウス博士も
「かなりの疲れを感じていて、昼寝をする時間が90分とれるならあなたの身体はそのことに感謝するだろう。
90分間眠ると、身体はレム睡眠状態に入ることができる。
これによって、 睡眠不足を少しでも取り戻せるだけでなく、創造性を高めることさえできるかもしれない。」(引用:ハフィントンポスト日本版)
と述べています。
もしあなたが、身体はかなり疲れていて頭が回らない状態なら、午後1時~午後3時の間に60~90分昼寝(仮眠)をすることが頭を整理し、集中力・創造性を取り戻しプロジェクトを成功に導く助けになるでしょう。
ほかにも、
・グーグル・ピクサーでも取り入れられている、短時間で疲れをすっきりさせる昼寝の王道「パワーナップ」
・実は危険。学習力を低下させる、マルチタスキングとその対策法
・1日中高いパフォーマンスを保つご飯の食べ方
など
仕事のパフォーマンスを上げる、秘密の休み方・エネルギー管理の仕方を公開。
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仕事で成果を出す人が実践する
休み方の秘密
P.S
45分または60分ほど昼寝をして、頭がぼんやりした状態で目覚め、やる気がでなかったり、かえって疲れた気分になる時はありませんか?
そうした時は、深い睡眠段階に入った状態で目覚め、睡眠が浅くなった「レム睡眠」で起きられなかったことが一因だそうです。
もし、寝起きに頭がぼんやりした状態(睡眠慣性)を最小限に抑えながら、昼寝の効果を最大限に得たいのであれば、5つの段階睡眠周期「基礎的休息活動周期」に従って睡眠サイクル(ノンレム+レム睡眠)が1巡した昼寝開始後90分前後に目覚めるといいそうです。
もしくは、回復力は90分の昼寝に劣りますが、ノンレム睡眠の第1段階と第2段階に限定して30分間弱の昼寝をするパワーナップも、昼寝後すぐに覚醒し活動することができるでしょう。
生活スタイルに応じた、あなたぴったりの昼寝スタイルをこの本を参考に見つけていただけたら幸いです。
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