認知症のご家族がいる場合、こんなにも精神的にまいってしまうのかと思う方が多いでしょう。
認知症が進行するにつれて、なぜだか元々もっていた感覚が強く表に出てくることが多く、一緒にいると振り回される事は数知れず・・・。
しかも、認知症の方は自分で言った内容を覚えていないなんて事もしばしば。
中には怒りっぽく頑固になる方もいらっしゃるので、まともに受け止めないように気を付けましょう。
認知症の方がヒステリーを起こして凄い勢いで文句を言ってきた時、言いたいことを全部吐き出すまで黙って待っていましょう。
その時にあなたが反論したら、相手は話し合いができる精神状態ではないので、二人で喧嘩して終わってしまうだけ。
文句の内容を聞いていてつらい時は、私は自分の耳が竹輪になったつもりで(「ちくわ耳」と呼んでいますが)、まともに聞かないようにしています。
左の耳から入って右の耳に素通りさせてしまう感じでしょうか。
全部受け止めていたら、自分自身が壊れてしまうからです。
相手に失礼な態度だと思われるかも知れませんが、ご家族の介護をする場合には自分自身を守る事も大切な事。
そして、「ちくわ耳」で接する事によって、介護者さんはヒステリーを起こさずに済むでしょう。
認知症の方が文句をいっぱい言い尽くして落ち着いたところで、ちゃんとお話ができるようになります。
もしも途中で責め立ててしまえば、状況は悪化するばかりでいい事はありません。
また、認知症の方に同じことを何度言っても分からないからと、ヒステリックになっているご家族をよく見かけます。
イライラするかも知れませんし、周囲の人たちから色々言われる事もあるでしょう。
「大きな心で受けとめて!」なんて言われても、簡単な事ではありません。
もしも耐えられなくなったら、一度その場を離れてみるのも一つの方法。
ご自身の精神状態が我慢の限界を超える前に、認知症の方がいるその場から少しの間離れるんです。
5分でいい。
できれば玄関から出てしまうくらい離れるといいのですが、それが無理なら隣りの部屋、それも無理ならトイレや浴室で耳をふさいで深呼吸をしてみましょう。
たったの5分ですが、驚くほど気持ちが落ち着きますよ。
実は私もよく「キ~~ッ!」となった時にやっています。
これはアメリカの子育て番組で、カリスマベビーシッターが紹介していた方法です。
この方法で幼児虐待を防ぐというもの。
精神的に追い詰められてしまう時は、ぜひお試しを!
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