これまでの私の記事を読んで「毎月30件の新規契約を取るのに、1件に1ヶ月の調査など不可能だ」と思う方は多いでしょう。
ですが、実は、この話は原さんが50歳代の頃のお話です。
すでに幅広い人脈をお持ちで、担当しているお客様の数は物凄かったはず。
アンテナを張りながら外回りに出かければ、情報の方から原さんに飛び込んで来る事も多々あったでしょう。
若い時は営業の仕方も分からないまま知らない所に飛び込んでいきましたが、その蓄積が原さんのその後の仕事を有利にしていったのは間違いありません。
今現在営業成績が伸びずに悩んでいる方がいらっしゃったら、私から一つだけ言える事があります。
それは心に余裕を持つ事。
「出来ない出来ない」と苦しんだり、自分自身に「実力が無い」などと思う事があれば、必ずそれは顔に出ます。
そして、その場の空気が変わります。
すべてお客様に伝わってしまうのです。
「悩む事」は「落ち込む事で」はなく、「反省する事」。
前進するための「ヒントを導き出すための物」です。
落ち込んでいる時間は悪循環を生み出す恐れがあり、落ち込む時間も勿体ない。
私はよく、帰ってから鏡の前で笑う練習すると言うセールスマンに出会います。
それも、1人や2人ではありません。
「営業スマイル」は作り笑いの事を言いますが、その「営業スマイル」を「営業」のための自然な「スマイル」にするための練習のようです。
私は、それが素晴らしい事だと思っています。
なぜなら、笑顔の問題を解決しようと努力しているのですから。
また、20代の頃に知り合ったセールスマンの友達がこんな話をしたことがありました。
「もしも俺の契約率が1%だとしたら、100人に当たれば1件の契約ができるってことでしょ?だったら、99件のお客さんに断られればいいんだよ。だから、30件断られたら、あと70件当たればいいんだって思って、断られるのが楽しくって仕方ない」
実際、彼は3件に1件は契約を結んでいたので、そのポジティブな性格が成果に結びついたのでしょう。
30件断られたのは駆け出しの頃のようです。
聞いてみたら、彼も初めは落ち込んで暗くなっていたそうですが、このような発想の転換だけで彼の表情や声の響きが変わったそうです。
実績ができればそれが自信となり、自信がつけばお客様の印象がいい方に変わっていきます。
そうなれば、きっと風向きがいい方に変わる事でしょう。
日本人はよく他の人と自分を比較しますが、私の周りの人たちが誰かと自分を比較しているのを見るたび、私は「比べる相手を間違えているんじゃない?」と、思ってしまいます。
何故なら、「比べるのは他人ではなく自分」だと私は思っているからです。
上司にがみがみ言われて辛い思いをする人もいるでしょうし、お客様を怒らせてしまう事もあるでしょう。
そんな時は、周りの人が順調に見えて、自分だけうまくいっていないように感じるかもしれません。
また逆に、ほんの数年間軌道に乗っているだけで思い上がり、他人を見下す人もいます。
うまくいっても、いかなくても、他人と自分を比べる事は成長しているとは言えません。
過去の自分より少しでもプラスになっているのであれば、それは成長していると言えるでしょう。
直接成果に結びつかなくても、周りの人に散々な事を言われたとしても、また、逆に多くの人から賞賛されたとしても、人は常に勉強し、成長していくべきものだと思います。
比べるのは他人ではなく、過去の自分。
そして、過去の自分を超える事が成長であり、自分自身でその成長を認める事が本物の自信に繋がっていくことでしょう。
明治生命のトップセールスとして活躍していた原一平さんは、成果で言ったら比べる相手はいなかったと思います。
ですが、常に調査し、勉強を続けていました。
原一平さんのやっていた事全てを真似するなんてできませんが、成長し続ける事はできるはず。
結果は後からついて来るものです。
うまくいっても、いかなくても、常に前に進んでいきましょう。
by 枝豆金時
📚黒幕の正体 / 100円動画講座 / ダイレクト出版
“これは都市伝説ではありません” 戦争・選挙・金融 世界中のあらゆる事件をネタに… 常に裏で利益をむさぼるある集団がいた… 国際情勢のあらゆる事象の背後には、 常に彼らの存在が見え隠れすると国際関係学の藤井 […]
☆星星のベラベラENGLISH(zip/2020年3月30日~4月6日放送まとめ)
☆星星のベラベラENGLISH一覧はこちら>> <2020年3月30日放送内容> カフェでタピオカを飲んでいる星星とレイア。 「タピオカって美味しいよね」とレイアが言うと、星星がお皿を出してレ […]