引っ越して来てから約2ヵ月くらいが過ぎ、税務署から1通の手紙が私の所に届きました。
内容を見てみると、税務署に保管されている建物面積と、不動産屋さんが届け出をしてくれた面積が違っているらしく、税務署に電話して欲しいとのこと。
「一体、何を聞かれるんだろう?」と、ちょっとした恐怖感があったのですが、電話をしてみると大した問題ではありませんでした。
税務署の方が「こちらで把握している建物面積と、先日届け出を頂いた面積が違っているようなので、お時間があるときに測らせて頂けませんか?」と仰っていたので、できるだけ近い平日で調整しました。
「土日でもいいですか?」と聞いたんですが、税務署の確認作業は土日休みだそうです。
ちょうど、その週の火曜日に時間があったので、税務署と都合を合わすことができました。
そういえば、その前に東京ガスさんに来て頂いたのですが、「ここ、建て増ししてますねえ」って言われたことを思い出しました。
きっと、前の家主さんが届け出ていなかったのでしょう。
そんなわけで、税務署の方がメジャーを持って我が家に訪れる事になったのでした。
そして当日、早朝から起床して掃除機をかけ、室内に置きっぱなしにしていた段ボールを物置にまとめ、できるだけ掃除をしました。
室内に上がって計測すると聞いていたもので、普段からだらしない私は必死に片づけていたんです。
約束の時間になり、玄関のベルが鳴りました。
「怖い感じの人じゃないといいな」なんて思いながら玄関を開けると、男性が2人いらっしゃいました。
ご挨拶をするとお二人とも随分と丁寧な感じの方で、うちの犬たちがすぐになついて大喜びしていました。
そして、私は勝手に「犬好きの人には悪い人はいない」と、安心して室内にお通ししました。
「だらしないもので、全然片付いていないんですけどね」と、必死に片付けたのを隠し、建て増ししたであろう部屋を見せました。
すると税務署の方は「設備も見ないといけないので、電源の数を数えてもいいですか?」と言って、1階増設部分の電源を数え始めました。
数えている最中に、私はインターネットの接続部分やテレビアンテナの増設部分も伝えたのですが、知りたいのは電源と建物の材質だけだったようです。
2階に上がると、2人は壁を軽く叩きながら「クロス(壁紙)かなあ?」「クロスにペンキ塗ってるみたいですね」なんて話していました。
クロスは税金が安く済むという事だと思うのですが、塗り壁かクロスかをチェックしていましたよ。
そして、増築部分の長さを室内で計測し、書類に書き加えていらっしゃいました。
また、1階の土間だか物置だかサンルームだか(上の写真部分)、前の持ち主さんが作った部分を見たいと言われ、一緒に外に出ました。
その部分が居住スペースとして解釈されるか、簡易的なスペースとして解釈されるかで、税金が違ってくるのだと仰っていましたよ。
例えば、駐車場や物置を造るときに理解していなければならないのですが、屋根や壁のある駐車場など、課税対象になる場合があるようです。
うちの場合は物置として話を進めていましたが、物置でもサンルームでもカーポートでも建物としての解釈は同じです。
今回の調査では非課税と判断してもらえましたが、非課税になった理由は以下の②③が該当しないという事からでした。
課税対象となる建築物の条件について
★以下の3つの条件を満たすと課税対象になるそうです。
①屋根がある
②壁面が3分の2以上ある
③地面にしっかりと固定されている(移動・取り外しが工具なしで出来ない)
正直な話、私は税金につい詳しいわけではないので、調べる必要がある方は国税局のHPで最新の情報を確認してみて下さい。
ネット上で調べると、それらしい記事は見つかるのですが、古い記事だと税率が変わっている可能性があるので要注意です。
ただ、国税局のHPでは、知りたい情報を見つけるのに苦労する場合があります。
そんな時には、無料で税理士さんに相談できるサイトがあるので、お勧めですよ。
また、税務署の相談窓口に電話すると、丁寧に教えてくれるでしょう。
うちの場合は、元家主さんのお手製サンルームというか、土間のようなスペースがあり、そこには屋根と4面の壁があります。
ですが、③の「固定されている」かどうかという点と、壁の材質で非課税となったようです。
上の間取り図は私が適当に作成したものなので正確な間取りではありませんが、1階の居室部分を図面にしてみるとこんな感じになります。(キッチン・トイレ・浴室省略)
増築部分は左の居室とその上の2階部分。
土間っぽいスペースの形状は直方体に近い形で、まるでサンルームのように2面は建物と共有していて、他の2面を新たに組み立てたような形になっているのです。
4面全てが壁という事で、問題は3分の1以上の壁が簡単に取り外せるかどうか(地面にしっかりと土台から固定されていないかどうかという事)と、壁の材質が問題になりました。
このスペースについては、一面のドアと壁が全て取り外せるようになっていて固定されてないという事と、しかも壁に使用している物はアクリル製のトタンなので、雨風をしっかりと防げる材質ではないという事で、②と③に該当せず、課税されないという事でした。
トタンについては、これから張り替える予定なのですが、それについても質問してみました。
質問内容は木材等で全面張り替えていいかどうかという事だったのですが、全面をしっかりとした壁にしてしまい、取り外しがきかない状態にすると課税対象になるかも知れないというお返事でした。
なので、サンルームを増築する際、土台を固定せずに、窓が壁面積の3分の1くらい外せれば課税されないという事なのでしょうね。
でも、私は専門家ではないので、気になる方は専門家に確認してみて下さいね。
税務署の測定調査(なのかな?)が、トタン部分の張り替え前で良かったです。
全面を張り替えて「ログハウスみたいに出来るといいな」なんて思っていたので、もう少し簡易的な形で考えてみようと思います。
最後に税務署の方は「できれば登記の方も申請して下さい」と仰っていました。
増改築については申請しない人が多いそうで、本当は申請しなければいけない事と、申請しなくても何も起こらないという状況があるというお話をしていましたよ。
多分、ちゃんと申請していないと、こんな風に税務署の方が大変なんでしょうね。
私も、片付けが大変でしけどね。
かかった時間は約30分。
思ったよりも早く済みました。
という事で、これからこの物置のような土間のようなスペースを、DIYで可愛くアレンジしていきたいなと思っています。
お楽しみに!
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