四代目も若い感覚で新商品を開発
穂刈久米一社長の息子さんも、今は一緒にお仕事をしています。
久米一さんは息子さんの若い感覚を信じて、商品開発を任せてみました。
すると、伝統ある雷おこしからは思いもつかないような商品「カフェプラス」が出来上がり、こちらも雷おこし本舗の人気商品になっているんだとか。
このカフェプラスだけで、1ヵ月に100万円以上の売り上げになっています。
コーヒー味やミルクティー味があるんですって。
「(雷おこしは)年配者向けのものが多いんで、ちょっと若い人をターゲットにしたかったんです」
と四代目。
若者向けの雷おこしを開発し、客層を広げて借金を返済中。
四代目の穂刈雷太さん
次の時代を支える四代目も、家族全員から「お前が継ぐんだ」と言われて育ったそうですよ。
小さな頃から雷おこし本舗を継ぐものだと思って育っていたので、他の仕事なんて全く考えていなかったとおっしゃっています。
三代目がどこまで借金を返済できるのか分かりませんが、この20年間の間に42億円も返済してきて、さらに売り上げが伸びている事を考えると、借金完済も夢ではなさそうです。
そして、親としては、借金ゼロの状態で四代目にバトンタッチしたいに違いない。
ですが、残りの33億円はやっぱり大きい!
話は変わりますが、三代目は日焼けをしていて色が黒かったため、
「雷おこしで日焼けしませんよ!」
とおっしゃっていました。
日焼けしている理由は・・・
趣味のサーフィンによるもの。
大変な思いをしてお仕事を続けているわけですからね。
好きなサーフィンも原動力になっているのでしょう。
たいめいけんの三代目茂出木シェフを思い出してしまいますが・・・。
最後になりましたが、「雷おこし」についての解説を・・・。
雷おこしというのは、元々露天商が売り始めたものだそうです。
浅草雷門の横で売られていたから商品名に「雷」が付き、「おこし」というのは、「家をおこす」「名をおこす」から来た、縁起のいい言葉。
というのも、1975年に雷門が火災で焼失してしまったために、雷門再建を目指して作られたお菓子が雷おこしだったようですよ。
久米一さんのお話では、おみくじの大吉みたいな縁起菓子として言われたのが「雷おこし」の始まりで、「ご利益がある」みたいな感じで売れていたのだそうです。
現在は浅草に3店舗、他に東京駅と大宮工場売店の2店舗で、計5店舗のみ。
年間60万人のお客さんが買って帰る、浅草定番土産に復帰。
通信販売もあるようなので、地方の店舗は閉鎖しましたが、ホームページからも購入できます。
本店・ホームページは以下の通りです。
雷門本店
東京都台東区浅草1-3-2
☎ 03-3841-5656
興味のある方は、ぜひ浅草土産「雷おこし」をよろしくお願いします。
(最後、お店の人みたいになってしまいましたね)
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