「エブリイ」のビジネスモデルとは?
今回、スーパーマーケット研究家の菅原佳己さんがご紹介して下さったのは、広島県を中心に展開中のスーパーマーケット「エブリイ」さん。
なんと、世の中の景気に左右される事なく、売上も店舗拡大数も右肩上がり。
上の写真では青い折れ線グラフが店舗数で、棒グラフは売上です。
ご覧の通り、1度も売上を下げた事がありません。
この業績の秘密はどこに隠されているのでしょうか?
今日も嬉しそうにスーパーマーケットのお話を始める菅原さん。
今回向かったスーパーマーケットの特徴は、「鮮度に命をかけている」ところだとか。
どこのスーパーマーケットでも鮮度に気を配っているものですが、一体どう違うのでしょう?
1989年創業の「エブリイ」さん。
今回、お2人が取材に入ったのは楠木店さんでした。
駐車場は2Fにもあるようで、かなり広いですね。
まず店内に入ると、右側に「地縁マルシェ」というコーナーがありました。
ここは地元野菜のコーナーで、地元の契約農家さんが順番に、その日の朝に採れた新鮮野菜を届けてくれるコーナーだそうです。
大体1店舗に20人くらいの契約農家さんがいらっしゃって、真心込めて育てているお野菜が人気だそうですよ。
そして少し中に入っていくと、一見普通に見える青果コーナーがあります。
中山さん>一般的な青果コーナーのようですね・・・。どの辺がフレッシュなんですか?
菅原さん>たとえばこの水菜、食べてみて。今日はね、「特別に食べていいよ」って許可貰ってるから。もうお金も払ってるの。
そして中山さんが水菜をそのまま試食。
中山さん>おいしい!フレッシュ!
菅原さん>新鮮でしょ!
中山さん>葉の部分までみずみずしさが残ってて、歯ごたえがシャキシャキしてる!
そして、菅原さんはスーパー「エブリイ」さんの驚くべきルールを教えてくれました。
菅原さん>ここはねえ、夕方6時以降は欠品してもOKなの。
一般的なスーパーでは品薄になれば仕入れるんだけど、新鮮さにこだわっているから、他のスーパーでは考えられないルールがあるの。
6時以降で売り切れていたら、また明日の朝に新鮮な商品が届くから、また来て欲しいという事なのよ。
それをお客さんも分かっているから、また次の日に買いに来てくれるの。
お客様は「エブリイ」さんの商品を信頼し、美味しさを分かっているお得意様ばかり。
だから、「6時までに買いに行かないと売り切れているかも知れない」なんて事は、よくご存知なんだとか。
日曜祝日には、開店10分前にもかかわらず、お店の前に長蛇の列ができていて、午前10時に開店すると、下の写真のように、一気にお店が混雑するんだそうです。
商品選びには専属のバイヤーさんを雇っているのですが、このバイヤーさんがまたすごい!
一般的なスーパーマーケットでは、複数のスーパーマーケットを一人のバイヤーさんが担当する仕組みになっているのですが、
「エブリイ」さんでは、各店舗ごとに1人のバイヤーさんが担当しています。
ですので、その店舗ではどのような商品が売れるのか、しっかりと把握されているんですよ。
市場の中で赤ジャン軍団を発見。
みなさん、ジャンパーの背中には「エブリイ」の文字が入っています。
このバイヤーさんたちは、それぞれの店舗を任されている、お店から選ばれた目利きバイヤーさん。
しかも、市場で皆さんが揃う事でお互いに情報交換をしたり、商品について話し合う事が可能なんだとか。
目に見えない所で、これほどまでにこだわっているんですね。
このあと、鮮魚コーナーや精肉コーナーでも、ビックリするような秘密がありました。
※画像・情報:日本テレビ「スッキリ!」(2018年1月22日放送)より
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