説得の心理技術 / デイブ・ラクハニ著(3,700円 税別)
「説得」と「操作・洗脳」の違いは何でしょうか?
この問題に取り組んだのが、アメリカ屈指の「説得術」エキスパートであるデイブ・ラクハニです。
彼は9年間にわたるカルト教団での実体験をもとに、説得と操作・洗脳の違いを研究してきました。
そして、その違いをこう結論づけています。
「操作はいずれ必ず失敗するが、本物の説得は永続的な結果をもたらす」と。
しかし、一方でラクハニは「それ以外に大きな違いはない」とも言います。
つまり、双方が恩恵を受けられるのであれば、操作や洗脳のテクニックは人を説得する際に大きな効果を発揮するのです。
では、どうすれば操作や洗脳のテクニックを、実際のビジネスや生活の説得の場面で活用することができるのでしょうか?
不思議に思ったことがありませんか?
なぜ、聡明かつ知的である人がカルト教団に簡単に操作されてしまうのか?
なぜ、彼らは洗脳されていることに、いつまでも気付かないのか?
そして…なぜ、彼らは「自らすすんでその道を選んだのだ」と思い込んでいるのか?
デイブ・ラクハニは、カルト教団の洗脳や操作のプロセスを徹底的に分析し、それをビジネスや生活の場での説得に応用する方法を長年研究してきました。
そして、ついに時間をかけずに人を説得する「説得の方程式」見つけたのです。
悪用すれば大変危険な本ですが、amazon.comでレビュー4.5の評価を頂いています。
実用的且つ、非常にオススメできる一冊です。
説得の心理技術 / デイブ・ラクハニ著(3,700円 税別)
はじめに
Chapter1 操作
Chapter2 説得
Chapter3 ペルソナ 目に見えない説得者
Chapter4 パワーと信頼性の移行
Chapter5 ストーリーを語る
Chapter6 グルダム
Chapter7 信じたいという欲望
Chapter8 親近感
Chapter9 排他性と入手の可能性
Chapter10 好奇心
Chapter11 関連性
Chapter12 許可を与える
Chapter13 すばやく説得できるツール
Chapter14 説得の方程式
Chapter15 説得力を営業販売に生かす方法
Chapter16 説得力ある宣伝広告を制作する方法
Chapter17 説得力ある交渉術
Chapter18 電子通信技術を利用して説得する方法
Chapter19 説得術の習得
説得の心理技術 / デイブ・ラクハニ著(3,700円 税別)
全米屈指の「説得術」のエキスパート。
世界初のビジネスアクセラレーション・ストラテジー企業「ボールド・アプローチ」社長。
7歳から母と弟と共にカルト教団で過ごすが、教団に疑問を感じ、学校教育を求めて、16歳のときに1人で脱会。
学業のかたわらで、洗脳や心理学、カルト教団の心理操作などについて独学。
その後、NLPの創始者リチャード・バンドラーに師事、以来、20年以上にわたって「影響力」についての研究を続ける。
起業家としても成功し、20年間に10以上のビジネスに成功させた。
現在は、世界各国の企業に対して、セールス、マーケティング、パブリシティを指導して急成長を実現させるほか、IBM、米国陸軍、マイクロン、GEなどの米国有数の企業を始めとした世界各国の企業や業界団体で講演を行うなど、精力的に活躍中。
「ウォールストリートジャーナル」「アントレプレナー」「セリング・パワー」ほか大手新聞、雑誌を始めとしたメディアでも活躍している。
全米自動車協会、アドバタイジング・スペシャルティ・インスティチュート、米国在郷軍人会、アモコ、ファーバー・カステル、テキサコ、デイ・タイマーなど、アメリカで最も成功している多数の大手企業や組織が彼の広告を採用している。
現在はコピーライター、トレーナーとして活躍中。
著書に『The $50,000 Business Makeover Marathon(5万ドルの会社改造計画)』 (共著)がある。
全米各地の商工会議所で開催し、高い評価を得ている「CA$HVERTISING」短期集中広告セミナーの開発者、プロデューサーでもある。
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