アイキャッチ画像 : Nippon Taberu Timesさんより
タケノコ王というのは、静岡でおいしいタケノコを育てる、タケノコのプロフェッショナル風岡直宏さんのこと。
1億円稼いだタケノコ農家として紹介されるも(年間売り上げ約600万円)、トレードマークであるピンク色のランニングシャツや足袋、少々訛った口調で自ら話すユニークな野望などが人気となり、今やお茶の間の有名人となっています。
ですが、金時堂BOOKSはビジネス書籍のサイトなので、彼をビジネスマンとしてご紹介したいと思います。
タケノコ王の目玉商品は白いタケノコ。
元々は実家がタケノコ農園を営んでいて、20代半ばで実家の後を継いだのですが、ご両親の代ではごく一般的な美味しいタケノコを掘っていたのに対し、タケノコ王は自ら時間と労力を費やして、白くて柔らかいタケノコを栽培する事に成功しました。
それも、とんでもなく大きく太ったタケノコですし、白子タケノコの量産は日本で初めてだそうです。
通常、タケノコ農園と言えば、自然に土の中で育っているタケノコを掘り返して商品にするわけですが、タケノコ王の場合は「白子タケノコ」と呼ばれる幻のタケノコ。
どうしたら出来るのか、随分苦労して見出したそうです。
土壌を整えるのも大変な作業で、白子タケノコの条件を揃えるために、広い農園(山)の土を大量に移動する事もしばしば。
タケノコ王のすごいところは白子タケノコだけではありません。
もちろん、白子タケノコが目玉商品で、刺身でも美味しく食べられると人気。
ですが、色が白くても白くなくても、タケノコ王の経営する風岡たけのこ園のタケノコは、採れたてしか売りません。
年間、竹林には300日以上いらっしゃるそうで、ほとんど休まず会社(竹林)に出勤。
生きている物が相手なだけに、ほとんど毎日世話をしているようですよ。
お店に並ぶタケノコは、その日に収穫した取れたて。
いくら頑張っても、全てのタケノコを白子タケノコにする事はできませんが、それでも5本に1本は幻の白子タケノコ。
タケノコのお刺身なんて、みなさんは食べた事ありますか?
シーズンになれば1kgあたり1万円になるという高級タケノコ、私も食べてみたいものです。
タケノコ王のお話では、
皆さんよく勘違いされているんですけど、今まで売ったタケノコの売り上げが1億円であって、年収ではないんです。
もう15年(以上)やっていますからね。
それに、肥料代がかなりかかっているから、皆さんが思うほど儲かっていないんです。
そうは言っても、これだけ丸々太った白子タケノコを生産しているわけで、わざわざ北海道や九州から買いに行く方もいらっしゃるほど。そもそも、タケノコだけでそれだけの売り上げになる事自体、異例な事です。
風岡さんは、白子タケノコの美味しさを知っているからこそ、どうしてもご自分で作ってみたかったのでしょう。
絶対に諦めない真剣な思いがあればこそ、白子タケノコを量産できたのです。
バラエティー番組の御出演が多く、お茶の間の人気者であるタケノコ王。
タケノコにそんな熱い思いを注いできた男性から、ビジネスの上で学ぶところが多いのではないでしょうか?
もしもお近くに寄った時は、ぜひ白子タケノコを買って刺身でどうぞ。
スーパーのタケノコでは刺身にならないそうですから。
今日は、あり得ない事を現実に成し遂げたタケノコ王のお話でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
店舗所在地&タケノコの予約・注文はこちら
風岡たけのこ農園
〒419-0315 静岡県富士宮市長貫1120
TEL&FAX:0544-65-5005
📚黒幕の正体 / 100円動画講座 / ダイレクト出版
“これは都市伝説ではありません” 戦争・選挙・金融 世界中のあらゆる事件をネタに… 常に裏で利益をむさぼるある集団がいた… 国際情勢のあらゆる事象の背後には、 常に彼らの存在が見え隠れすると国際関係学の藤井 […]
☆星星のベラベラENGLISH(zip/2020年3月30日~4月6日放送まとめ)
☆星星のベラベラENGLISH一覧はこちら>> <2020年3月30日放送内容> カフェでタピオカを飲んでいる星星とレイア。 「タピオカって美味しいよね」とレイアが言うと、星星がお皿を出してレ […]