出来上がった網戸は上の写真の通り、ラティスに網戸の網を打ち付けたものです。
これは私のアイデアではなく、以前住んでいた団地のご近所さんに教わった網戸なんですよ。
当時住んでいた団地には網戸レールが無く、業者に頼むと、網戸レールから取り付けてもらわなければならないため、どうしたものかと悩んでいたんです。
そんな時に団地友達の部屋に遊びに行くと、部屋の所々にオシャレな手作りグッズがあり、窓には何故かラティスがはめ込んでありました。
ラティスについて聞いてみたら、なんと、網戸だと言うではありませんか?
そこで、友達に作り方を聞いて、私の部屋にも網戸を取り付けたことがあったんですよ。
ただ、ラティス網戸を固定して取り付けるので、このまま取り付けると開閉はできません。
開閉したい方は、更にアイデアを追加して頂ければいいかと思います。
私の技量やアイデアでは、網戸レールの無い所で開閉できるラティス網戸を作る事ができないので、このページでは固定網戸として作り方をご説明しますね。
<使った材料&道具>
ラティス60×180cm 2枚(窓がガラス引き戸4枚のため)
網戸用の網(ダイソー商品) 2枚
目隠しとして使用できるように、このタイプのラティスを選びました。
ただ、このタイプを使用する場合は部屋が暗くなってしまうので、明るくしたい場合は格子状のラティスを選ぶといいでしょう。
今は部屋の中が見えにくい網も売っていますので、格子状のラティスを使う場合は、室内が見えにくい網を使うといいと思います。
マスキングテープ(幅広タイプ)
使ってみましたが、必要ないと思います。
作っている最中に破けてしまうし、おススメできません。
補強用部品 3枚
これは、ラティスの高さが窓の高さよりも低ければ必要ありません。
うちの窓の高さが178cmだったためにラティスが入らず、高さを調整するために購入しました。
何と言う商品か分かりませんが、よく棚に使われる部品です。
ホームセンターで購入したんですけど、よく見たら「ダイソー」って書いてありました。
今回はラティスの幅に合わせて60cmの物を購入しましたよ。
ネジ 数本
電動ドリル&ドライバー
タッカー
<ラティス網戸の制作風景>
①ラティスのサイズ調整
苦労したのが、ラティスのサイズと窓のサイズを合わせる事でした。
ラティスの方が2cm大きかったので、窓よりも低くなるように、ラティスの部品を1本外しました。
ただ、ラティスの部品を外そうとすると、ラティスがバラけてしまう恐れがあるので、それを防ぐために、まずは一部を固定しました。
縦の支柱(って言うのかな?)に電動ドリルで穴を開けてねじ留めし、裏表を固定した状態で、上部の棒の部分を外してもバラバラにならないようにしました。
その次に上部の木材(棒)を切り取り、上部を補強。
中途半端に2cm削るよりも、上部の木材をカットして、取り付ける時に何かを挟んだ方がやりやすいので、このような形にしました。
プロがやったら、もっとカッコよくなるんでしょうけどね。
※ラティスのサイズが窓枠より小さい場合、カットする作業は必要ありません。
少し小さいくらいなら、何か(紙・爪楊枝・隙間材など)を挟めば大丈夫。
逆に小さすぎる場合は板を張るなどの作業が必要になります。
②ラティスに網を打ち付ける
ラティスに網戸用の網を貼ります。
恐らく、両面テープなどのテープを使うとすぐに剥がれてしまうと思うので、おすすめできません。
私の場合はタッカーで打ち付けました。
簡単なのですぐにでき、これはおススメです。
網は何かで押さえていないと丸まってしまうので、結構イラッときますね。
切り取った棒をのせたり、工具をのせたりしながら、10cm間隔で打ち付けていきました。
打ち付けるのに使ったのはタッカーという道具で、文房具のホチキスのように壁や板に打ち付けていけるものです。
上の写真にはタッカーの持ち手部分しか映っていませんが、一家に1台あると便利。
これはダイソーで200円だったか300円だったか?
とにかく安く買いました。
今回面倒だったのが上部のサイズ調整だったと書きましたが、金属の棚材で固定したためにタッカーを使用できない問題もあり、どうするべきかと悩みました。
結局、1カ所くらいなら両面テープを使用してもいいだろうと考え、両面テープで張り付けてみました。
でも思った通り、簡単に剥がれてしまう状態になってしまいましたよ。
サイズが合えばこんな問題は起きなかったのですが・・・。
何かいい方法がある方は、ご自分のアイデアを生かして固定してみて下さい。
因みに、両面テープで固定すると上の写真のようになります。
となりにあるアイリスさんの室外機は気にしないで下さいね。
③ラティスの周りにテープを貼る
②で網戸を貼っただけでは、何となく粗末な感じがしますね。
それに、このままでは風雨などで外れやすいでしょう。
実際、団地に住んでいた時にはそのままで使った事がありました。
1シーズンは大丈夫でしたが、翌年は外れましたよ。
そこで使用したのがマスキングテープなんですが、このマスキングテープ、すぐに破れてしまいました。
ラティス網戸の端処理にはおすすめできませんね。
↑ 製作過程で写真を撮るのを忘れてしまったので、窓にはめ込んだ後の写真です。
何だかしっかり貼れないですし、窓にはめている最中にも破けてしまいました。
団地にいた時に青いビニールテープを使用したのですが、ビニールテープはしっかりと貼る事が出来ました。
このマスキングテープを使うよりも、ビニールテープの方がいいかも知れません。
他にも丈夫なテープがあれば、試してみて下さいね。
④ラティス網戸を窓にはめる
いよいよ最後の工程です。
ラティス網戸を窓にはめたのですが、窓の高さには微妙なズレがあり、網戸をはめた場所によって隙間部分の幅が異なりました。
ですので、ホームセンターで隙間用のテープを買ってきましたよ。
ちょっとした隙間なら、隙間用のテープを貼るだけで調整できます。
団地にいた時はほとんど隙間がなかったので、ラティスをカットする事も、隙間用テープを貼る事もなく、爪楊枝の先っぽを差し込んだだけで固定出来たんですけどね。
今のところは古い建物なので「規格」なんて関係なく建てられたのでしょう。
出来上がりの写真は、ラティス網戸の上に隙間がある状態で撮影したものです。
取りあえずブログ用に写真を撮ったのですが、あとで気になって隙間用テープを使用しました。
ですので、ちょっと隙間がありますが、気にせずに見て頂けたらと思います。
ね、隙間が斜めになっているでしょ?
窓ガラスは下に付いているレールが高さ調整をしながら開閉してくれているようで、こういった事が無ければ窓のゆがみにも気付かないままなのでしょう。
窓の左側にある茶色い物はすだれです。
現在、クーラーの節電のために、ラティス網戸の両端はすだれが掛かっています。
↑ 窓を閉めるとこんな感じです。
梅雨入りする前に作ったんですが、梅雨の間は暗くて寒かったですよ。
今は窓の室内側にすだれを掛けている他、外のテラスに覆うようにすだれを掛けていて、エアコンの温度設定を高めにしていても十分に涼しくなります。
↑ 外のテラス側から撮影した写真です。
隙間用テープを貼る前に、とりあえず固定しようと思って、数カ所にスポンジを挟んでいます。
真ん中にあるのは、シャッター用の支柱です。
外し方が分からないので、ずっとこのままなんですよ。
ラティス網戸、スライドできればいいんですけどね。
はめ込んだ後は通常の網戸のように開閉できませんので、寒い時期になったら外すしかありません。
スライド式にしたい方は、更にアイデアを振り絞ってみて下さい。
マスキングテープは、色もよくなかったですね。
来年はテープを交換してみます。
こんな感じで作ってみましたが、いかがでしょうか?
ラティスは、このタイプの物よりも格子状の方がお安いので、「部屋を明るく使いたい」「部屋の中が見えてもいい」「室内が見えにくい網を使う」という方は、格子状のラティスがおすすめです。
網戸レールがない部屋に網戸を付けたい方、良かったら試してみて下さい。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
暑い日が続いていますので、みなさんもどうか、熱中症には気を付けてお過ごしください。
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