中古アパート一棟購入しました<18> 和室を洋室にしてみました

転勤族の住民さんがお引越して、空き家になった和室2間。アサヒペンの床下調整材を使って、何とか洋室にしました。ですが、やはりプロのようにはいきませんねえ・・・。

 

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アサヒペンの床下調整材で和室を洋間に

 

私がアサヒペンの床下調整材を知ったのは、たまたまテレビのCMで1回だけ見たのがきっかけです。

その後、床下調整材のCMは一度も見たことがありません。

あまりCMをやっていないのかも知れませんね。

まずは、床下調整材をご存知ない方のためにご説明します。

 

アサヒペンの床下調整材とは

床下調整材というのは、和室の畳を外して、畳の代わりに並べて使用するものです。

和室を洋室にするための材料ですね。

とは言っても、材質はかなり弱くもろいもので、たとえて言えば発泡スチロールのような素材。

見た目は発泡スチロールそのものと言っていいほどです。

 

ですので、やわらかい床材をその上に直接敷くことはできず、アサヒペンではジョイントロックという硬質のはめ込み式床材を推奨しています。

 

私が購入したものは厚さ5cmで、畳の厚さが5.5cmだったので、アサヒペンのジョイントロック(厚さ5mm)と合わせたらちょうどいい厚さになる予定でした。

結果はあとで詳しくご説明するとして、この床下調整材のいいところは、軽くて運びやすく、カットしやすいので加工が簡単なところです。

また、難燃性なので燃えにくいというのも魅力。

ダニが発生しない素材で(防虫ではありません)、カビの心配もないと思います・・・多分。

 

↑ 糸のこでカットしてみました。

 

床下調整材の特徴

見た目・・・ピンクの発泡スチロールにしか見えない。

重さ・・・発泡スチロールくらい。

触った感じ・・・まるで発泡スチロール。

カットして思ったこと・・・「これは発泡スチロールに違いない」

強度・・・数値では測れませんが、爪をひっかけたら欠けてしまいました。また、手で抑え込んだら凹みます。ですが、板を上に載せると安定します。しっかりとした洋間になるのでビックリです。

発泡スチロールとの違い・・・加工してあるので難燃性で燃えにくいです。ただ、「燃えにくい」ですが「燃えない」ということではありません。

その他・・・断熱効果もあるようです。今は夏なので、昼間に部屋に入るとものすごく暑かったです。少しエアコンをかけるとすぐに涼しくなりましたけどね。

 

床下調整材を使用する時の注意

 ①ジョイントロックは良くない

アサヒペンさんは、この床下調整材を「ジョイントロック専用床下調整材」として販売しています。

ですが、はめ込み式の床材であるジョイントロックは、素人にはお勧めできません。

動画やブログでうまくできた方が紹介している事もありますが、それはジョイントロックが部屋のサイズにうまくマッチしていた場合か、ヒロミさんのように機材が揃っている人の場合でしょう。

 

アサヒペンさんの動画や説明文では「カッターで簡単にカットできる」となっていますが、ジョイントロックは狭い幅になると、カッターではカットできません。

のこぎりやイトノコでもうまく切れず、割れてしまいます。

 

また、ジョイントロックだけだと強度がイマイチです。所々で凹む感じがするので、数年後には凹んでいるかも知れません。しっかりとした板を敷いた方がいいと思います。

 

②カットする時はイトノコがオススメ

アサヒペンさんの説明では、床下調整材も「カッターで簡単にカットできる」となっていますが、厚みが5cmなのでカッターでは大変です。

私はパン切包丁とのこぎりとイトノコを試しましたが、イトノコが一番使いやすかったです。

食パンをカットする100円ショップのパン切包丁も切りやすかったのですが、カット面がボロボロになりました。

のこぎりは、私が下手だからですが、まっすぐカットするのが難しかったです。

 

③境目はテープで固定

床下調整材の境目はテープで固定していきます。

アサヒペンさんは養生テープで留めていました。

私も養生テープでいいと思いますが、養生テープも色々あるようです。

最初に買った安い養生テープ(DCMブランド)はすぐに剝がれてしまうので、上に板を敷くときに貼りついてしまったりと、少々面倒でした。

少し高めの養生テープを使用したらワリとしっかり貼りついていてくれて、やりやすかったです。

 

④床下調整材を敷きながら板も敷いていく

作業をしていく上で、床下調整材を全て敷き終わってから板を敷いていきたいものなのですが、床下調整材は直接上にのることが出来ないので、ある程度敷いたら上に板を敷いていき、少しずつ敷いていきましょう。

板を上に敷いていれば、その上を歩くことができます。

 

⑤床下調整材と板の境目が重ならないように敷く

床下調整材とその上に敷く板の境目が重なってしまうと、その部分の強度が落ちてしまいます。境目は重ならないように注意しましょう。

 

工事スタート

 

畳を処分する

元々敷いてあった畳を剥がし、処分します。

畳を剥がすのは結構大変。私の場合はヘラと金属の定規を使いました。

畳と畳の間にヘラを差し込み、少しずつ持ち上げるのですが、ちょっと力を抜くとすぐに元の状態に戻ってしまいます。

 

そこで、ヘラで持ち上げた畳の角の下に金属製の定規を差し込み、元に戻らないようにして、他の部分をヘラで持ち上げていきました。

畳を手で持てる状態になったら、頑張って畳を外し、ごみ置き場か保管場所に運びましょう。

 

畳はものすごく重いです。私は1人で12畳を運びましたが、女性にはかなりきつい作業になります。女性の場合は助っ人を頼むことをオススメします。

 

 

また、畳の処分については地域によって異なるので、事前に調べておきましょう。

内装屋さんに聞いたら、そこでは処分費が1枚当たり3500円かかるらしく、今回12畳分なので合計で42000円もかかってしまいます。

 

地域の粗大ごみで出すことができれば安く済むと思います。

私の場合は合計で6000円で処分できました。

処分とは言っても、申請時に「リサイクル可」にチェックを入れたので、どこかで何かにリサイクルされていると思います。

 

ちなみに、地域の粗大ごみでは業者さんは利用できませんのでご注意ください。

それから、私の地域では粗大ごみに出せる上限が10個までと決まっているので、10枚と2枚に分けて出しました。

 

掃除機をかけ、傷んだ部分は修復する

畳をどかしたら掃除機をかけてきれいにします。

畳をどけると、その下の板がカビていたり、ひびが入っていることがあります。

ひどい時は板を張り替える事もありますが、今回は大丈夫そうなので、軽く雑巾がけして次の作業を開始しました。

 

 

床下調整材とジョイントロックを敷いてみた

 


JOINT-LOCK専用和室用下地調整材の商品紹介と使い方-アサヒペン

 

今回、先にジョイントロックを敷いてしまったので、その過程と感想をお話ししますね。

 

 

まずは床下調整材を3枚(1畳分)並べ、つなぎ目を養生テープで貼って固定していきました。

次に、その上にジョイントロックをはめ込んで繋げていきました。

ジョイントロックが置いてある部分は、上を歩いても大丈夫です。

でも、実際に全部敷いてみると、その強度については少々不安。

所々で、ジョイントロックが沈む感じがしました。

 

 

ほとんど敷き詰めて、このあとも最後まで敷くつもりでした。

ですが、ジョイントロックのカットが、一番最後の所だけどうしてもできなかったんです。

 

 

残りは3.2cm、方向はジョイントロックの縦方向。

ジョイントロックは上の動画の通り、カッターで何回か切れ目を入れると真っ直ぐに割れるもので、ある程度の幅があればカッターでカットすることはできます。

ですが、3.2cmの幅については、どのようにやってみてもカットできませんでした。

どうしても割れてしまうんです。

 

もしもこれがヒロミさんだったら、電動の丸鋸を使い、下に振動を抑える素材(発泡スチロールでもいいかと思います)を敷いてまっすぐにカットできるのでしょう。

ですが、「カッターで簡単にカットできる」と書かれていたから購入した私は、そんな機材持っていません。

 

5枚ほど3.2cmのカットに挑戦して失敗し、高い床材をゴミに出すことになりました。

そしてこの時、もう二度とジョイントロックは買わないと心に誓う事になりました。

 

どうしても出来なかったので、仕方なく厚さ3mm幅3cmの板を購入してきて、上の写真のように敷き、その上にソフトタイプの床材をカットして敷きました。

なるべく近い色を選んだのですが、やはりそこだけ違和感がありましたよ。

 

内装屋の友達がキッチンのシンクとコンロ台の交換に来たから見てもらったのですが、「実はこういう床材、素人さんには難しいんだよ」と言っていました。

「どうなの?自分でできそう?大変だったら、材料費別で2万5千円でやるよ」と言ってくれて、私は心の中で「それ、早く言ってよ!」と叫んでたのですが、先に私が聞かなかったのが悪い。

アドバイスだけもらって、自分でやることにしました。

 

結局、ジョイントロックだけでは凹んでいくだろうという話で、間に9mm程度のコンパネを敷くといいだろうという事でした。

下には木材を使用していませんし、床下調整材にコンパネをネジ留めすることは出来ません。

他の方法でズレないように固定するしかないようです。

 

ジョイントロックが期待外れだったために、めんどうな作業をプラスすることになりました。

 

ジョイントロックの上にOSBボードを並べてみた

 

内装屋さんは「コンパネを敷くといいよ」と言っていたのですが、コンパネはコロナなどの影響から高額になってしまいました。

3年前は1枚1580円で購入していたものが、今は2180円になっているんですよ。

 

 

厚さは12mmですが、これは以前、私が自宅のリフォームに購入したコンパネ。

600円も値上げしたら、12枚で7200円も違ってきます。

そこで、今回は安価なOSBボードを使用することにしました。

 

 

↑ これも、2年前は980円だったんですよ。

現在はインターネットで売り切れ続出で、あっても2千円以上します。

私の地元のケイヨーD2というホームセンターでは1480円で売っていました。

 

これをホームセンターでカットしてもらって、部屋に合ったサイズにして買ってきました。

内装屋さんは「ジョイントロックを剥がしてコンパネを敷いた方がいい」と言っていたのですが、私はジョイントロックの上にこのOSBボードを敷いてしまいました。

その方が土台がしっかりするように思えたんです。

 

 

↑ このままでも良さそうですね。

多分、このままだとOSBボードの表面が剝れてくるので、上からフィルムでも貼ればいいように思います(あくまで素人の考えですが)。

 

この時点で高さがちょうど良く、この上に床材を敷くと高くなる事が予想されました。

多分、内装屋さんの言う通りにしたら、床材を敷いた高さがちょうどいい感じになったのでしょう。

やり直すのも大変なので、この上からブロックカーペットを敷いていきました。

 

 

購入したブロックカーペットはシンコール タイルカーペット PAC 276 (16枚入)

ホテルで使用されていて、防炎加工されているので、寝たばこが落ちても燃えません(ほかに燃え移ったら意味ないですが)。

他の素材を節約しているのにブロックカーペットは少々高額なものを選びましたが、その理由は、単純にポイントが2万円分たまっていたからです。

おかげでいい物が買えました。

 

ブロックカーペットの裏は黒いので、ペンで線を引くことは出来ませんが、よく出来ているもので、軽く傷をつけると線を引くことが出来ます。

 

 

↑ 私の場合はカッターの背で線を引きましたが、何でもいいと思います。

爪でひっかいても白くなりますから。

 

カットする部分に線を引き、カッターでカットして、カーペットの毛が揃っていなかったらハサミで揃え、両面テープで貼っていきました。

 

ブロックカーペットを貼る順番は、広い部屋なら中心から貼っていくのでしょうけれど、6畳程度の部屋なら大した誤差は出ないので、入り口付近から貼っていきました。

たとえばホテルの式場やロビーのように広い所なら、ブロックカーペットのズレを最小限に抑えるために中心から貼っていくようですけど、6畳程度なら、入った時に一番最初に視界に入る部分から貼った方がいいと、私は思うのです。

 

ただ、今回はカーペットの厚みの分高くなってしまったので、入り口付近には端材を使用しました。

 

 

内装屋さんのアドバイス通りにジョイントロックを外していれば、カーペットは敷居の高さになっていたのだと思います。

残念な部分ですね。

不動産屋さんにも「私が施工しました」と伝えてあるので、内覧希望の方に一言言ってくれることでしょう。

 

2部屋めの施工は床材を変えました

 

↑ つぎはこの部屋。

この部屋は床下調整材の上にOSBボードを敷きました。

 

 

この上に柔らかい床材を敷こうと思ったのですが、OSBボード間で微妙に段差があるので、上にジョイントロックを敷いて(すでに2部屋分購入していたので、捨てるのももったいない)から、その上に別の床材を敷くことにしました。

 

ここでも、ジョイントロックを敷いた時点で高さがちょうど良く、更に2mm程度の床材を敷いたために少しだけ床が高くなってしまいました。

また、部屋の形に歪みがあるためにジョイントロックがうまくハマらず、所々隙間ができる始末。

 

写真を撮るのを忘れましたが、ジョイントロックの隙間部分はコーキングして平らにしました。

そして、その上からDCMブランドの床材を1枚ずつ色を変えながら貼っていきました。

うまくハマらない部分はコーキングして穴埋めし、これはこれで結構大変でした。

ほんとに、この部屋は境目の強度を上げたかっただけなので、ジョイントロックではなくてベニヤでいいと思いました。

 

そして、出来上がりはこちら ↓

 

 

↑ ドアの所から見えてしまう床材の端っこを、コーキングで目立たなくしました。

でも、やはり素人の施工にしか見えませんね。

家賃が安いので、それで納得してもらえるかと思います。

限られた予算の中で、頑張ってみました。

 

↑ ドアから入るとこんな感じ。

これでも結構大変でした。

 

大変だったところ

 

ジョイントロックについては選んだ時点で失敗だったので、ジョイントロック以外の事について大変だったところを挙げてみますね。

 

1,畳を2階から1階に運ぶこと

2,部屋の形に合わせる事

3,床材が微妙にずれてしまう事

4,両面テープや養生テープがうまく貼れなかった

 

畳を運ぶことの大変さ

畳については、とにかく重かったです。

うちの地域の粗大ごみが10個までしか出せないので、10枚と2枚に分けて出しましたが、10枚出した時には、3日間何も手につかなくなるくらい疲れました。

 

今の畳は軽量で4~5kgと書かれていたりしますが、昔の畳なのでとんでもない重さで、米俵くらいあるんじゃないかと思いました。

以前、内装屋さんが運んでいるのを見て軽そうに思えたのですが、私一人で10枚も運んだことが奇跡のようでした。

調べてみたら、1枚当たり30kgくらいだそうですよ。

 

部屋の形に合わせるのが大変

築38年くらいの古いアパートなので、建築の正確さに欠けるというか、所々でミリ単位の微調整が必要になりました。

ブロックカーペットだとあまり目立ちませんが、タイルの床材だと隙間ができます。

床材としては、タイルよりもカット売りのクッションフロア材の方が安くて良さそうです。

 

床材のタイルがずれてしまうのは、部屋の形がミリ単位で歪んでいるから仕方ないのですが、カット売りのフロア材なら中央でズレることはありませんからね。

ただ、カット売りの床材6畳分だとかなり重いので、部屋の幅に合わせてカットすれば2~3回に分けて運ぶことができ、女性でもやりやすくなると思います。

 

両面テープや養生テープがうまく貼れなかった件について

カーペットや床材は、やはり接着剤の方がしっかり貼れますね。

両面テープだと「ちょっとズレたから貼りなおそう」なんて思って床材を剥がすと、床材の裏で丸まったり破れたりでうまくいきませんでした。

 

床下調整材のつなぎに貼った養生テープについては、DCMブランドのものを使ったらすぐに剝れてしまいました。

窓を開けながらやっていたのですが、風が吹いてきただけで剝れていましたよ。

 

近所のドラッグストアで買った養生テープは、わりとしっかりくっついていました。

養生テープも色々あるんですね。

 

自分で和室を洋室に施工した感想

 

床下調整材を知って「これなら私でも出来そう」とやってみましたが、すごく大変でした。

素人の施工なんて思ったようにはいかないもので、失敗したところをやり直したり、経験がない分、不必要な労力を費やしてしまいました。

 

購入したジョイントロックは10枚セット(税込5980円)×11ークーポン(300円)+バラ売り2枚(税込657×2)で購入したので、合計で66794円でした。

他の方の口コミをたくさん見て期待大だったのですが、お金をドブに捨てたような気持ちです。

 

その上、内装屋の友達が「(材料費別で)25,000円でやってあげるよ」と言ってくれた時には、なんだか目の前がクラクラっとした感じで、「ジョイントロックを買わないでこの人に頼めば良かった」と思いました。

 

実は友達に頼まなかったのには理由が2つあり、1つは、以前、工事を頼んだ時に、「ごめん、今忙しくて5カ月先になっちゃう」と言われたことです。

5カ月も待っていられないと思ったんですよ。

 

もう一つは、相手が友達ですし、遠方から来てもらっているため、見積もりが高額だったら「やっぱり自分でやる」とは言えないと思ったんです。

 

でも、今回、彼にとっては小さな工事なので、5カ月も待つ必要はなかったようです。

それに、ジョイントロックや床下調整材を買わないで一般的な工事をしてもらった方が、多分、安かったのではないかと思います。

出来上がりも完璧ですしね・・・。

 

やる前に彼に電話の1本でもかけておけば良かったと、後悔しました。

実際には、材料を購入してからそんな話になったので、「ここまでやったから、自分でやってみる」とお断りしたんです。

 

次回からは、まず内装屋の友達に見積もりを出してもらって、ダメだったら自分でやってみようと思います。

多分、やってもらった方が安いと思うのですが・・・。

 

床下調整材の感想

良かったのは床下調整材ですが、あくまで一般的な工事の方がいいという事を前提に感想をお話ししますね。

 

床下調整材は軽くてカットしやすいので、女性でも簡単にできます。

イメージとしては、厚さ5cmの発泡スチロールを使用することを想像して頂ければいいと思います。

 

ただ、その上をどうするかが問題で、ジョイントロックは最悪だったので他の物を使うとして、しっかりとして丈夫な床材を使うか、コンパネを何らかの方法で固定できればいいと思います。

 

経験豊富で自信のある方は、ジョイントロックも大丈夫だと思うのですが、ジョイントロックだけではちょっと心配です。

床下調整材とジョイントロックだけだと、歩いたときに所々で軽く凹む感じがします。

間に何か敷いて補強した方がいいと思います。

 

また、断熱効果があって難燃性加工というのも魅力的です。

 

ブロックカーペットと床材の感想

使用したのはDCM PVCフロアシンコール タイルカーペット PAC 276 (16枚入)です。

DCMの床材は、以前、自宅で使用したときに「使いやすい」と思っていました。

他の床材と比べたら、とても使いやすいです。

ただ、火災に関する加工が施されていないのが残念です。

 

タイルカーペットについては防火加工が施されていて、しっかりとした作りで気に入りました。

ただ、バラ売りを探してみたのですが見つかりませんでした。

16枚セットしかないのが残念でした。

 

工事しながら思ったのですが、全部ブロックカーペットにした方がやりやすかったと思います。

安物の薄いブロックカーペットは、すぐにボロボロになるのでオススメできません。

値段が安価でも、しっかりした作りのカーペットをオススメします。

 

タイルカーペットの厚みは5mmなので、床下調整材の上にコンパネなどの板を敷いて、その上にタイルカーペットを敷いても、コンパネの境目の部分を補ってくれると思います

※コンパネの境目とタイルカーペットの境目はずらしてくださいね。

 

今回は先にジョイントロックを敷いた上に、「これじゃだめだ」とOSBボードを敷いたので高くなってしまいましたが、ジョイントロックを剥がしていれば丁度いい高さで出来ていたと思います。

床下調整材・コンパネ(ここではOSBボード)・タイルカーペット・コーキングだけで十分ですね。

 

OSBボードの感想

真夏の暑い部屋で立てかけておいたら、少し曲がってしまったので要注意です。

置くときは平らな所に倒した方が安心です。

 

部屋に敷いたときには「このままでも良さそう」と思うくらい、いい感じでした。

ですが、木くずを接着剤で固めているだけなので、このままでは剝れてしまいます。

フィルムか何かで表面を保護する必要があるでしょう。

 

それに、OSBボードの端は加工されていないので、水分を吸収しやすくなっていると思います。

私はコーキングしましたが、防水するための加工が必要になると思います。

 

それから、今回は床下調整材の上に敷く板として使用しましたが、根太の上に固定するのには適していないと思います。

下が空洞な所に固定すると崩れやすいと思うので、10年後20年後を考えるとコンパネの方が丈夫だと思います。

 

今はOSBボードが品切れの店舗が多いですし、高額になっていますが、ケイヨーD2ならまだ安く売っています(2022年8月現在)。

興味のある方は探してみて下さいね。

 

長くなりましたが、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次の記事がいつになるか分かりませんが、また何か公開する時にはSNSでお知らせしますね。

では、また・・・。

 

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