中古アパート一棟購入しました⑰　入居者さんがお引越ししました

 

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今回は入居者さんがお引越ししてしまい、初めて転居後の確認&掃除&リフォームをしているところ。

古いアパートなもので、空き室になった後に色々な問題点が見つかり、少々驚いています。

そんなわけで、まずは何があったか、問題点を挙げてみますね。

 

・シンクに穴が開いていた。

・照明が壊れていた。

・浴室の換気扇が壊れていた。

・キッチンのブロックカーペットがシミだらけ。

・畳がすご~く汚れていたりカビていたりしていた。

・トイレとお風呂がカビと汚れで真っ黒だった。

 

などなど・・・。

汚れについては、入居時にクリーニング代を4万円ほど頂いているので、頑張って掃除をすることにしました。

 

最初のころ、アパマン館の担当者さんに「礼金敷金がゼロの所は多いですけど、クリーニング代は頂いていた方がいいですよ」と言われていたのですが、今回、その意味がよく分かりました。

掃除、大変そうです。

 

不動産屋さんのお話ではクリーニング代は返さなくていいという事なので、4万円は業務用洗剤とお掃除代として考えることにしましょう。

 

では、それぞれ問題点についてどうすることにしたかをお話ししますね。

 

＜シンクの穴については丸ごと交換　換気扇もプロに安くお任せ＞

キッチンのシンクについては、本当によく見なければ分からないほどでした。

シンクのど真ん中に小さな小さな穴が開いていたのです。

どうして気付いたかと言うと、お掃除をするときに雑巾を洗おうとして水を流したところ、シンク下に水が垂れていたからです。

ステンレスにも穴が開くんですね。

 

はんだ付けして穴を埋めようかとも思ったのですが、内装屋の友達に話したら「交換した方がいい」と言われました。

経年劣化が原因なので、1か所塞いだところで他にも穴が開くかも知れないですし、シンクのど真ん中に穴が開いているので、はんだ付けをすると段差ができ、いずれはそこから破損していくとのこと。

 

自分の家ならそれでもいいかも知れませんが、アパートの部屋は、どんなにボロいアパートであっても1つの商品です。

次の入居者さんが10年以上住むかも知れないと考えたら、やはり交換するべきかなと決めました。

 

しかし、広告で水回りの交換について見てみると、かなりの高額。

とてもじゃないけど、払えません。

仕方ないから自分で工事するかな？なんて思いながら、内装屋の友達に「工事だけだったら、いくらでやってくれる？」と聞いてみました。

 

実は、その前に浴室の換気扇交換を頼んでいて、換気扇だけで2万円というお話をしていたので、シンクと合わせて2万5千円と言ってくれました。

古いシンクの処分費が高額なので、バラバラにして一般ごみに出すことにしました。

交換する換気扇とシンクは楽天で購入し、あとはお任せです。

 

シンクだけなら私が自分で交換することも出来るのですが、換気扇については電気関係なので資格が必要になると思います。

コンセントを差し込むだけの簡単なつくりなら問題ないのでしょうけれど、構造が分からないので何が起こるか分かりません。

浴室なので、プロに任せるべきだと考えました。

その後にシンクの穴を発見したもので、プラス5千円で済むならいいかなと・・・。

内装屋さんは忙しいようで、月末に来てくれることになりました。

 

今回取り寄せたシンクと換気扇は以下の通り。

決して安くはありませんが、業者さんに発注して頂くことを考えると比べものになりませんね。

 

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キッチンはシンクだけを交換したかったのですが、既存のシンクはコンロ台との一体型で切り離すことが出来ません。

ですので、次に交換する時期が来た時のために、今回は分離型を購入しました。

 

換気扇は既定のサイズが合わないようで、内装屋さんに削ってもらわなければ入らないようです。

こういった換気扇1つについても、既定サイズが合わないというだけの理由で、ユニットバスを丸ごと交換しなければいけないという話になることもあるようです。

そんな事を考えると、つくづくいい友達を持ったなと思います。

 

交換したら、写真をアップしますね。

 

＜壊れた照明は破棄　あとは入居者さんにお任せ＞

部屋の照明器具が壊れてしまったので、外して捨てる事にしました。

これについては、外したからといって何か問題が起こるという事はありません。

不動産屋さんのサイト上で「照明　有」が「照明　無」になるだけです。

 

部屋探しをしている方の中にはお気に入りの照明を使用したい方もいらっしゃるので、入居者さんの好みでお任せすればいいかな？と思います。

キッチンだけはシーリングライトが付いているので、それだけで「照明　有」にできますけどね、一応不動産屋さんに「キッチンのみ」と一言言ってもらう事にしましょう。

 

＜畳の汚れとカビ　やっぱりフローリングが管理しやすい！＞

畳はとにかく最悪な状態でした。

元の住民さんは、おそらく壁側に棚を置き、その上でコーヒーを淹れていたのだと思います。

壁にも畳にもコーヒーをこぼした跡があり、所々真っ黒になっていました。

 

それだけではなく、畳は全体的に何らかの液体をこぼした跡があり、和室のままで続けるなら全て張り替える必要がありました。

クリーニング程度では済みません。

ですが、以前からこの部屋は洋間にする予定になっていたので、この畳は全て1枚500円で粗大ごみに出すことになりました。

 

 

もしも元からフローリングにしていたら、この住民さんがお引越しするときに拭き掃除程度で済んでいたのでしょうから、やはりフローリングの方が管理がしやすいですね。

 

最近よく見ている動画で、アングラ民族さんの動画があるので、畳の表替えDIYに興味のある方は御覧下さい。

私は畳を避けますけどね。

 

誰も真似できない　1日1人で畳15枚表替え　激速！ /アングラ民族

 

そして、問題の私のアパートですけどね、最近、こんなものを見つけて購入してみました　↓

 

アサヒペン　JLB-01JOINT-LOCK ジョイントロック専用和室用下地調整材900mm×600mm×50mm (3枚入り) 価格:5,610円 (2022/6/24 21:17時点) 感想(1件)

アサヒペンが出している、ジョイントロック(床材)用下地調整材です。

畳を剥がしてこれに交換し、その上にジョイントロックを並べるだけで、簡単に和室を洋室にできるというもの。

 

まあ、結論から言うと、下地調整材にジョイントロックだけを並べることはオススメできません。

確かに、下地調整材にジョイントロックを並べただけで、思ったよりもしっかりとした洋間になりましたけどね。

私としては、下地調整材よりもジョイントロックの方が不満な商品でした。

下地調整材は使い方次第でオススメな商品です。

 

下地調整材はとても軽く、まるで発泡スチロールのようで、届いたときには不安しかありませんでした。

ちょっと引っ掛けると欠けてしまうし、直接重いものを載せると窪んでしまうし、「こんなんで大丈夫なの？」と思うほど。

 

↑　アサヒペン　下地調整材

 

ですが、難燃性なので火災の時に燃えにくく、上に板を敷くと驚くほど安定します。

ただ、「ジョイントロック用」と書かれているのですが、ジョイントロックでは下地調整材のつなぎ目部分で、体重をのせるとわずかに沈む感じがありました。

ですので、厚さ1cm程度の板を並べて、その上にジョイントロックを並べた方が安心だと思います。

 

↑　下地調整材の上にジョイントロックをのせてみた

 

↑　下地調整材にジョイントロックを直接敷いてみた

 

下地調整材の厚みは5cmなので、5.5~6cmの厚みの畳と比べれば少し薄くなりますが、その上に厚さ1cm程度の板(私の場合はコンパネを使用)を敷けば、うちの場合はちょうどいい高さになります。

強度に関しては、畳の上に板を敷いたのと同じ程度だと思いますよ。

見た目は発泡スチロールですが、面で重力を加えると安定するようです。

 

1部屋は下地調整材に直接ジョイントロックを敷いてしまい、少し不安だったので、その上に更に床材を敷きました。

もう1部屋はこれからなので、コンパネを敷こうと思っています。

こちらに関しては、出来上がったらご紹介しますね。

 

それから、ジョイントロックを使用した時に1つ問題が起きました。

それは、「カッターで切れ目を入れるだけで簡単にカットできる」はずのジョイントロックですが、最後の3.2cmがどうしてもカットできませんでした。

 

↑　端の部分は他の材料を使用

 

縦の向きで3.2cmにカットしたかったのですが、カッターでも糸鋸でも電動のこぎりでもカットできませんでした。

どうしてもジョイントロックが割れてしまうんです。

 

そこで、厚さ3mm幅3cmの板を並べて、その上にビニール製の床材をカットして貼り付けました。

これで何とかなったのですが、やはり納得いくものではありません。

強度に関しても心配なところがあり、出来上がった床の上に、更に床材を貼ることにしました。

 

↑　下地調整材+ジョイントロック+DCMブランドの床材

 

仕上がりは後でまとめてアップしますが、この方がいい感じですね。

とりあえず、今は施工途中の写真を載せておきます。

工事が終わるまで、もう少しお待ちください。

 

＜トイレと風呂の掃除は・・・＞

トイレとお風呂の掃除については、いつも自宅で使用している洗剤ではどうにもなりませんでした。

ですが、ホームセンターで試しに購入した洗剤が、驚くほど汚れを分解してくれたんです。

 

↑　風呂職人とトイレ職人

 

購入したのはトイレ職人と風呂職人。

かけただけで、見る見るうちに汚れが分解され、流れていくのです。

毒ガスかと思うくらい凄い臭いが充満するので、十分な換気が必要ですし、子供やペットも要注意だと思いますが、とにかく奇麗になります。

カビキラーやスパイダージェルの比ではありません。

 

↑　かけただけでお風呂の汚れが解けた

 

汚れがすごかったので、けっこう大量に使用しました。

トイレはかなり凄かったので、汚れを分解する時の臭いが物凄く、ちょっとずつ掃除をしているところ。

汚いトイレの写真をアップするのは気が引けるので、ピカピカになった状態で写真をアップしますね。

 

最終的には、トイレも浴室もガラスコーティングをする予定なので、それが終わるまでしばらくお待ちください。

頑張って作業をしていきますね。

 

つづく＞＞

 

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