🏠特別養護老人ホームってなあに? 従来型とユニット型って?🏠

特別養護老人ホーム(特養)について

 

特別養護老人ホームは介護老人福祉施設ともよばれ、要介護認定で要介護1~5度の高齢者のための生活施設です。

 

地方公共団体、社会福祉法人等により運営されている公的施設で、従来型(多床室)とユニット型(個室)があります。

※最近では、従来型も原則的に個室となっています。




 

高齢者で要介護の方なら誰でも入れるというわけではなく、所得制限(高所得者の方は入居が多少難しくなります)や医療行為の制限があります。

 

ポイント制になっていて、待期期間や身体状況・精神状況などがポイントに換算され、ポイント数が多い人から入居できるシステムになっています。

 

一般的に、申請をしてから入居まで2年間と言われていますが、人によっては半年以内で入居できることもあります。

 

施設の空き状況や、待機者数にもよるので、待機者数の少ない施設に申請すれば、わりと早い時期に入居できる事があります。

 

入 居 条 件

 

年 齢

 65歳以上

 

身体・精神状態

身体や精神面で著しい障害が あり、常に介護を必要 とする人が対象になります。

 

自宅での介護状況にもよりますが、お仕事を辞めたり、うつ病になってまでも自宅での介護を強いることはありません。

 

ただ、待期期間が長いために、お仕事を辞めざるをえないご家族もいらっしゃいます。

 

そのため、特別養護老人ホームに空きがでるまで、安い有料老人ホームなどに入居する方もいらっしゃいます。

 

どうしても空き待ちの待期期間が大変なようでしたら、介護の相談窓口で相談してみましょう。

何らかの解決策が見つかるかもしれません。




 

その他の条件

生活保護 可

低所得者 可

認知症 各施設により基準あり

 ※医療の制限が大きい

 

胃瘻(いろう)については、原則として受入れ可能

 

早朝や夜間に医師や看護師が必用な場合や、常に医療関係のケアが必用な場合、受入れられない施設が多くなります。

 

気管切開手術を受けたり、鼻腔栄養、インシュリンの時間外接種(医師・看護師のいない時間帯のインシュリン注射)など、入所が難しくなります。

 

鼻腔栄養は胃瘻手術を受ければ受入れ可能になる場合がありますし、インシュリンについては担当医に相談すれば何とかなりますが、気管切開手術を受けると、民間の施設を探しても受け入れ可能な施設は限られてしまいます。

 

どうしても医療行為が必用な場合は、24時間医療体制が整っている施設を探しましょう。

 

居 室 タ イ プ

 

特別養護老人ホームの居室には、従来型とユニット型があります。

 

以前は従来型が多床室、ユニット型が個室とされていましたが、厚生労働省のホームページより「施設・居住系サービスについて」で確認したところ、従来型も「原則個室」となっていました。

 

今でも多床室は多くありますが、おそらく、これからは個室が増えていくと思います。

 

従来型が個室になるのなら、ユニット型と何が違うのかと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

従来型とユニット型では、構造上の違いも重要なチェックポイントとなります。

 

ユニット型

1人あたりの居住面積は10.65m² (約3.2帖)以上。

 

ユニット型というのは、個室であるがために入所者さんが孤立することのないように、居室から出るとすぐにサロンになっていて、ほかの部屋の方たちとゆったり過ごせるようになっています。

 

一般的には、居室がサロンを取り囲む形になっています。

 

私が母の入所先を探しているとき、相談員さんに紹介していただいたユニットタイプは、10室の居室の中央にサロンがありました。

 

 

こんな感じで、真ん中にテーブルとイスが並んでいました。

 

PCで絵を描くことに慣れていないので、いつか誰かに描いてもらおうとは思っていますが、しばらくこのヘタな絵でお許しを・・・。

 

大きな施設では、このサロンと食堂を別に設けていることがありますが、サロンと食堂を兼用している施設が多くあります。

 

施設によって1ユニットの個室数が違い、ユニットスペースの中に浴室が設置しているところや、別のフロアに浴室を設置している施設があります。

 

孤立防止のため、居室にトイレがない場合もあり、部屋から出て共同トイレに行くユニット型もあります。

 

一言で言えば、ユニット型というのは個室でありながら、入所者さんの孤立を防ぐような構造になっているタイプです。

 

従来型

従来型は多床室と個室があります。

 

厚生労働省のホームページでは「原則として個室」になっていますので、新しい特別養護老人ホームでは、原則として個室になっています。

 

多床室を残しながら、個室を増やしていくのでしょう。

 

多床室

多床室の多くは4人部屋になっていて、病院の多床室を広めにしたタイプになります。

 

1人あたりの居住面積は10.65m² (約3.2帖)以上と定まっていて、ユニットタイプと同じ面積です。

 

施設によりますが、各室にトイレと洗面台がある多床室が多く、同室の方がいらっしゃることで孤立することを避ける事ができます。

 

ただ、体感温度が人によって違うため、室内の温度の調整に気を遣ったり、同室の方の寝息で不眠になったりと、多床室にはリスクをともなう場合があります。

 

あまりに辛い場合は我慢せずに、施設の方に相談してみましょう。

 

1例を挙げるとこんな感じになります。

 

写真:特別養護老人ホーム上総園(千葉県)

 

きれいですね。

広いですし。

 

窓側か通路側かは、部屋の空き状況やご希望によるでしょう。

写真の上総園さんのように、居住スペースはカーテンで仕切られています。

 

天井をよく見るとカーテンレールがあるのがお分かりでしょうか?

 

カーテンで仕切られるスペース(1人分の居住スペース)は、このカーテンレールのスペースと思っていただければいいと思います。

個室

従来型の個室も、1人分の居住スペースの面積は10.65m² (約3.2帖)以上となっています。

 

ユニット型との違いは、構造の違いになります。

たとえば、このような構造の施設があります。

 

 

大きな病院によくあるタイプなので、病院を思い出していただければ分かりやすいと思います。

 

居室とはべつの場所にサロンを設け、居室がサロンを囲むタイプのユニット型とは異なります。

 

ですが、施設の中にずっといると運動不足になるおそれがあり、居室からサロンに歩いて行くことは、高齢者の方にとっていい運動になるでしょう。

 

従来型の多床室・個室も、ユニット型も、1人分の居住面積は10.65m² (約3.2帖)以上となっているので、あとは、個々の施設でどのような違いがあるのか調べてみるといいでしょう。

 

実際に入所してみると、窓の外のすぐそばに大きな桜の木があって、毎年花が咲くのを楽しみにしているという方もいらっしゃいました。

 

写真や図だけでは知ることのできない情報など、施設の専門家に聞いてみるといいかもしれませんね。

 

【特別養護老人ホーム(特養)】の介護サービス

 




 

 

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